RAND (Transact-SQL)
0 と 1 の間の範囲 (両端値は含みません) の float 型の擬似乱数を返します。
構文
RAND ( [ seed ] )
引数
- seed
シード値となる整数型の式 (tinyint、smallint、または int) です。seed を指定しない場合は、SQL Server データベース エンジンによってシード値がランダムに割り当てられます。指定したシード値について、返される結果は常に同じです。
戻り値の型
float
説明
同じシード値を使用して RAND() を繰り返し呼び出しても、同じ結果が返されます。
1 つの接続について、指定したシード値で RAND() を呼び出すと、以降のすべての RAND() の呼び出しで、シード値を指定した RAND() の呼び出しに基づいた結果が生成されます。たとえば、次のクエリでは、同じ数値のシーケンスが常に返されます。
SELECT RAND(100), RAND(), RAND()
例
次の例では、RAND 関数によって生成される 4 つの異なる乱数を生成します。
DECLARE @counter smallint;
SET @counter = 1;
WHILE @counter < 5
BEGIN
SELECT RAND() Random_Number
SET @counter = @counter + 1
END;
GO