sp_removedistpublisherdbreplication (Transact-SQL)

ディストリビュータ側の特定のパブリケーションに属するパブリッシュ メタデータを削除します。このストアド プロシージャは、ディストリビュータ側でディストリビューション データベースについて実行されます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_removedistpublisherdbreplication [ @publisher = ] 'publisher'
        , [ @publisher_db = ] 'publisher_db'

引数

• [ @publisher= ] 'publisher'
  パブリッシャ サーバーの名前を指定します。publisher のデータ型は sysname で、既定値はありません。

• [ @publisher_db= ] 'publisher_db'
  パブリケーション データベースの名前を指定します。publisher_db のデータ型は sysname で、既定値はありません。

戻り値

成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。

説明

sp_removedistpublisherdbreplication は、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションで使用します。

sp_removedistpublisherdbreplication は、ディストリビューション データベースを削除せずにパブリッシュされたデータベースを再作成する必要がある場合に使用します。次のメタデータが削除されます。

• すべてのパブリケーション メタデータ

• そのパブリケーションに属するすべてのアーティクルのメタデータ

• そのパブリケーションのすべてのサブスクリプションのメタデータ

• そのパブリケーションに属するすべてのレプリケーション エージェント ジョブのメタデータ

権限

sp_removedistpublisherdbreplication を実行できるのは、ディストリビュータの固定サーバー ロール sysadmin、またはディストリビューション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバだけです。

関連項目

参照

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)