[フィルター一覧] ダイアログ ボックス (モデル デザイナー)
[フィルター一覧] ダイアログ ボックスの目的は、使用できる値の数が多くドロップダウン リストで簡単に移動できない場合に、値のセットの一覧を作成することです。使用できる値は、属性の重複しない値のセットや、モデルで定義されているエンティティのインスタンスです。[データのフィルター選択] ダイアログ ボックスのフィルター条件の隣にある "値が選択されていません" リンクをクリックすると、モデル デザイナーおよびレポート ビルダー 3.0 で [フィルター一覧] ダイアログ ボックスが開きます。
属性に対して、属性の ValueSelection プロパティが List に設定されている場合、[フィルター一覧] ダイアログ ボックスが使用されます。この場合、[使用できるデータ] ボックスの一覧には、この属性の重複しない値がすべて表示されます。特定の値を検索する場合、[フィルター] ボックスに語を入力し、[フィルター] ボタンをクリックします。
エンティティの InstanceSelection プロパティが List、FilteredList、または MandatoryFilter に設定されている場合、エンティティに対して [フィルター一覧] ダイアログ ボックスが使用されます。プロパティに List を設定すると、[使用できるデータ] ボックスの一覧には、このエンティティのすべてのインスタンスが表示されます。また、ダイアログ ボックスの動作は、属性の重複しない値を表示する場合と同様になります。プロパティに FilteredList または MandatoryFilter を設定すると、ダイアログ ボックスを開いた初期状態でインスタンスは表示されません。代わりに、[検索] ボタンをクリックすると、使用できる値のサブセットを返すフィルターを作成できます。このサブセットは、[使用できるデータ] ボックスの一覧に表示されます。このセットから 1 つ以上の値を一覧に追加します。使用するすべての値を選択するまでこの手順を繰り返すことができます。
[OK] をクリックすると、[選択したデータ] ボックスの一覧に含まれているアイテムが、元のフィルターに表示されます。
オプション
[検索]
事前のフィルター選択を行う必要がある場合は、[検索] ボタンが表示されます。[使用できるデータ] ボックスに表示するアイテムの数をフィルター選択する場合にクリックします。クリックすると、新しい [データのフィルター選択] ダイアログ ボックスが表示されます。有効なフィルターを適用し、[OK] をクリックします。[フィルター一覧] ダイアログ ボックスが再表示され、[使用できるデータ] ボックスの一覧に値が表示されます。[使用できるデータ]
フィルター内のドロップダウン リストに追加するアイテムを選択します。この一覧には、あらかじめ値が表示されている場合もあります。表示されていない場合は、[検索] ボタンをクリックして一覧を設定します。[>] (追加)
[使用できるデータ] ボックスの一覧から [選択したデータ] 一覧に、選択するアイテムを移動します。[>>] (すべて追加)
[使用できるデータ] 一覧から [選択したデータ] 一覧に、すべてのアイテムを移動します。[選択したデータ]
[データのフィルター選択] ダイアログ ボックスのフィルター条件ドロップダウン リストに追加されるすべてのアイテムを表示します。[削除]
アイテムを選択した後でクリックすると、[選択したデータ] ボックスの一覧からアイテムを削除できます。[フィルター]
[使用できるデータ] 一覧に表示されるアイテムの数を制限するには、このボックスに文字列を入力して [フィルター] ボタンをクリックします。たとえば、製品名から構成される一覧で、名前に "mountain" という単語が含まれる製品だけを対象とする場合は、「mountain」と入力することで目的のアイテムのみが表示されるようになります。このオプションは、[使用できるデータ] ボックスの一覧に値があらかじめ表示されている場合にのみ使用できます。