次の方法で共有


データベース ミラーリング セッションでトランザクションの安全性を変更する方法 (Transact-SQL)

トランザクションの安全性は、セッションの動作モードを制御する属性です。ただし、データベース所有者は、いつでもトランザクションの安全性を変更できます。既定では、トランザクションの安全性レベルは FULL (同期動作モード) に設定されています。

トランザクションの安全性を無効にすると、セッションの動作モードが、パフォーマンスを最適にする非同期動作モードに切り替わります。プリンシパル サーバーを使用できなくなるとミラー サーバーは停止しますが、ミラー サーバーをウォーム スタンバイ サーバーとして使用することができます (フェールオーバーにはサービスの強制が必要ですが、データを損失する可能性があります)。

注意

安全性を有効にした状態の動作の詳細については、「同期データベース ミラーリング (高い安全性モード)」を参照してください。安全性を無効にした状態の動作の詳細については、「非同期データベース ミラーリング (高パフォーマンス モード)」を参照してください。

トランザクションの安全性を有効にするには

  1. プリンシパル サーバーに接続します。

  2. 次の Transact-SQL ステートメントを実行します。

    ALTER DATABASE <database> SET PARTNER SAFETY FULL
    
    ALTER DATABASE <database> SET PARTNER SAFETY FULL
    

    <database> はミラー化されたデータベースの名前です。

トランザクションの安全性を無効にするには

  1. プリンシパル サーバーに接続します。

  2. 次のステートメントを実行します。

    ALTER DATABASE <database> SET PARTNER SAFETY OFF
    
    ALTER DATABASE <database> SET PARTNER SAFETY OFF
    

    <database> はミラー化されたデータベースです。