xp_loginconfig (Transact-SQL)
SQL Server インスタンスを Windows XP、Windows Server 2003、または Windows 2000 で実行している場合、そのインスタンスのログイン セキュリティ構成をレポートします。
重要 |
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この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。 |
構文
xp_loginconfig ['config_name']
引数
'config_name'
表示する構成値を指定します。config_name を指定しない場合は、すべての構成値がレポートされます。config_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。次のいずれかの値を指定できます。値
説明
login mode
ログイン セキュリティ モード。指定できる値は、Mixed と Windows Authentication です。
次の文字列によって置き換えられました。
SELECT SERVERPROPERTY('IsIntegratedSecurityOnly'); GO
default login
信頼関係接続が許可されているユーザー (ログイン名が照合されないユーザー) に対する、既定の SQL Server ログイン ID の名前。既定のログインは guest です。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。
Default domain
信頼関係接続が許可されているネットワーク ユーザーに対する、既定の Windows ドメインの名前。既定のドメインは、Windows および SQL Server を実行しているコンピュータのドメインです。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。
audit level
監査レベル。指定できる値は、none、success、failure、all です。監査はエラー ログや Windows イベント ビューアに書き込まれます。
set hostname
クライアントのログイン レコードのホスト名が、Windows ネットワーク ユーザー名と置き換えられるかどうかを示します。指定できる値は、true または false です。設定した場合、sp_who の出力にはネットワーク ユーザー名が表示されます。
map _
有効な SQL Server のアンダースコア文字 (_) にマップされる Windows の特殊文字。指定できる値は、domain separator (既定値)、space、null、または任意の 1 文字です。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。
map $
有効な SQL Server のドル ($) 文字にマップされる Windows の特殊文字。指定できる値は、domain separator、space、null、または任意の 1 文字です。既定値は space です。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。
map #
有効な SQL Server のシャープ (#) 文字にマップされる Windows の特殊文字。指定できる値は、domain separator、space、null、または任意の 1 文字です。既定値はハイフンです。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
結果セット
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
name |
sysname |
構成値。 |
config value |
sysname |
構成値の設定。 |
説明
xp_loginconfig を使用して構成値を設定することはできません。
ログイン モードと監査レベルを設定するには、SQL Server Management Studio を使用します。
権限
master データベースに対する CONTROL 権限が必要です。
例
A. すべての構成値をレポートする方法
次の例では、現在構成されている設定をすべて表示します。
EXEC xp_loginconfig;
GO
B. 特定の構成値をレポートする方法
次の例では、ログイン モードのみの設定値を表示します。
EXEC xp_loginconfig 'login mode';
GO