実行プランを XML 形式で保存する方法
SQL Server Management Studio を使用すると、実行プランを XML ファイルとして保存し、開いて参照することができます。
Management Studio の実行プラン機能または XML プラン表示 SET オプションを使用するには、実行プランを生成する Transact-SQL クエリを実行するための適切な権限と、クエリが参照するすべてのデータベースに対する SHOWPLAN 権限が必要です。詳細については、「プラン表示のセキュリティ」を参照してください。
XML 表示プラン SET オプションを使用してクエリ プランを表示するには
SQL Server Management Studio でクエリ エディターを開き、データベース エンジンに接続します。
次のステートメントを使用して、SHOWPLAN_XML を有効にします。
SET SHOWPLAN_XML ON; GO SET SHOWPLAN_XML ON; GO
次のステートメントを使用して、STATISTICS XML を有効にします。
SET STATISTICS XML ON; GO SET STATISTICS XML ON; GO
SHOWPLAN_XML は、クエリのコンパイル時クエリ実行プラン情報を生成しますが、クエリの実行は行いません。STATISTICS XML は、クエリの実行時クエリ実行プラン情報を生成し、クエリを実行します。
クエリを実行します。例 :
USE AdventureWorks2008R2; GO SET SHOWPLAN_XML ON; GO -- Execute a query. SELECT BusinessEntityID FROM HumanResources.Employee WHERE NationalIDNumber = '509647174'; GO SET SHOWPLAN_XML OFF; USE AdventureWorks2008R2; GO SET SHOWPLAN_XML ON; GO -- Execute a query. SELECT BusinessEntityID FROM HumanResources.Employee WHERE NationalIDNumber = '509647174'; GO SET SHOWPLAN_XML OFF;
[結果] ペインで、クエリ プランを含む [Microsoft SQL Server XML Showplan] を右クリックし、[結果に名前を付けて保存] をクリックします。
[グリッドの結果を保存] または [テキストの結果を保存] ダイアログ ボックスで、[保存の種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル (*.*)] をクリックします。
[ファイル名] ボックスに <name**>.sqlplan** の形式で名前を入力し、[保存] をクリックします。
SQL Server Management Studio のオプションを使用して実行プランを保存するには
Management Studio で、推定実行プランまたは実際の実行プランを生成します。詳細については、「推定実行プランを表示する方法」または「実際の実行プランを表示する方法」を参照してください。
結果ペインの [実行プラン] タブで、グラフィカルな実行プランを右クリックし、[実行プランに名前を付けて保存] をクリックします。
代わりに、[ファイル] メニューの [実行プランに名前を付けて保存] をクリックしてもかまいません。
[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、[ファイルの種類] が [実行プラン ファイル (*.sqlplan)] に設定されていることを確認します。
[ファイル名] ボックスに <name**>.sqlplan** の形式で名前を入力し、[保存] をクリックします。
保存した XML クエリ プランを SQL Server Management Studio で開くには
SQL Server Management Studio で [ファイル] メニューの [開く] をポイントし、[ファイル] をクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログ ボックスで [ファイルの種類] を [実行プラン ファイル (*.sqlplan)] に設定し、保存済みの XML クエリ プラン ファイルだけを表示します。
表示する XML クエリ プラン ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
代わりに、Windows エクスプローラーで、拡張子が .sqlplan のファイルをダブルクリックしてもかまいません。プランが、Management Studio で開かれます。