手順 6 : レッスン 2 の基本パッケージのテスト
このレッスンでは次の作業を行いました。
SQL 実行タスクの SQL ステートメントを更新し、列の定義を追加しました。
データセットを州別、次に都市別に並べ替える並べ替え変換を追加し、構成しました。
派生列変換を追加し、式を使用して新しい列の値を生成するように構成しました。
OLE DB 変換先を変更し、新しい列 FullName を ProspectiveCustomers テーブルに書き込むようにしました。
これでパッケージは完成です。次に、このパッケージをテストします。
重要 |
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パッケージを初めて実行すると、テーブルの削除タスクに失敗します。この動作は想定されているものです。これが発生する原因は、このパッケージが ProspectiveCustomers テーブルを削除および再作成しようとするためです。ところがこのテーブルは、パッケージの初回実行時には存在しないので、DROP ステートメントは失敗します。 |
パッケージ レイアウトの確認
パッケージをテストする前に、次の図に示すオブジェクトがレッスン 1 のパッケージの制御フローとデータ フローに含まれていることを確認します。
制御フロー
データ フロー
また、パッケージには次の 2 つの接続マネージャーが含まれています。1 つは Excel ブック ファイルの customers.xls に接続し、もう 1 つは AdventureWorks2008R2 データベースに接続します。
レッスン 2 のパッケージを実行するには
ソリューション エクスプローラーで、Basic Package Lesson 2.dtsx をクリックします。
[デバッグ] メニューの [デバッグ開始] をクリックします。
パッケージが実行されます。その結果、AdventureWorks2008R2 データベースの Query テーブルに 809 個の行が追加されます。
パッケージの実行が完了したら、[デバッグ] メニューの [デバッグの停止] をクリックします。
ProspectiveCustomers テーブルの内容を確認するには
[スタート] メニューで、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server] の順にポイントし、[SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーへの接続] ダイアログで、[サーバーの種類] ボックスの一覧から [データベース エンジン] を選択し、AdventureWorks2008R2 データベースがインストールされているサーバーの名前を [サーバー名] ボックスに指定し、認証モード オプションを選択します。[SQL Server 認証] を選択した場合は、ユーザー名とパスワードを指定します。
[接続] をクリックします。SQL Server Management Studio が起動します。
ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次のクエリをクエリ ウィンドウに入力するか、コピーします。
SELECT * FROM AdventureWorks2008R2.dbo.ProspectiveCustomers
ツール バーの [実行] をクリックします。結果ペインに、新しい FullName 列を含むデータセットが表示されます。ミドルネーム イニシャルの有無に基づいて列の値が適切に表示されていれば、列の書式設定式が正しく入力されています。