次の方法で共有


close メソッド (ISQLServerResultSet)

SQLServerResultSet オブジェクトのデータベースと JDBC リソースを、オブジェクトが自動的に閉じるときに解放されるのを待機しないで直ちに解放します。

構文

public void close()

例外

SQLServerException

解説

close メソッドは、java.sql.ResultSet インターフェイスの close メソッドで規定されています。

SQLServerResultSet オブジェクトは、生成元の SQLServerStatement オブジェクトが閉じられたとき、再実行されたとき、または複数の結果のシーケンスから次の結果を取得するために使用されたときに、その SQLServerStatement オブジェクトによって自動的に閉じられます。SQLServerResultSet オブジェクトは、ガベージ コレクションの際にも自動的に閉じられます。

順方向専用、読み取り専用の大きな結果セットを 1 つだけ生成するようなステートメントを実行する場合、必要な行は、返された結果セットのうち、先頭のいくつかの行だけであるケースが少なくありません。このような場合は、関連するステートメント オブジェクトの cancel メソッドを呼び出してから結果セットを閉じることによって、残りの不要な行を破棄するために必要な処理時間を最小限に抑えることが可能です。この手法を用いるかどうかは、短縮できる処理時間と、実行の取り消しに伴って生じる、サーバーに対するラウンド トリップ時間とのトレードオフを考慮したうえで判断することをお勧めします。

参照

リファレンス

SQLServerResultSet クラス

概念

ISQLServerResultSet のメンバー