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画像の操作 (レポート ビルダ 1.0)

レポート レイアウトにはロゴなどの画像を挿入できます。挿入した画像は、レポート デザイン領域内でサイズや位置を変更できます。たとえば、レポートの先頭ページの最上部に会社のロゴを追加することができます。レポートに画像を追加すると、その画像はテキスト ボックスに似た画像ボックスに表示されます。レポートに追加する画像は、以下のいずれかのファイル形式で保存されている必要があります。

  • Windows ビットマップ (.bmp)

  • Joint Photographic Experts Group (.jpg)

  • グラフィックス インターチェンジ形式 (.gif)

  • ポータブル ネットワーク グラフィックス (.png)

  • Java-Python Extension (.jpe)

画像を挿入すると、既定ではレポート レイアウトの左上隅に配置されます。デザイン領域に存在する他のすべてのレポート アイテムは、挿入された画像に応じて位置が調整されることはありません。レポートのデザイン中にアイテムの位置を変更する必要があります。

注意注意

フィールドに画像が含まれている場合は、レポートを実行すると、表や一覧の内部にその画像が自動的に表示されます。表やマトリックスに画像ファイルを挿入することはできません。画像を含むフィールドの詳細については、「フィールドの操作」を参照してください。

画像の書式設定

画像のサイズ変更、画像周囲への余白の追加、および画像周囲への罫線の配置を行うことができます。画像の背景を塗りつぶすことはできません。

画像

画像を挿入すると元のサイズで表示されます。ただし、[書式] ダイアログ ボックスのサイズ変更オプションを設定したり、選択した画像に表示される画像ハンドルを使用することで、サイズを変更できます。選択したサイズ変更オプションによって、デザイン領域内で画像のサイズを変更できる方法が決まります。

サイズ変更オプション

結果

[自動調整]

画像は元のサイズに比例して表示されます。

[クリップ]

画像は、画像ハンドルをドラッグして指定された高さと幅で左上隅から表示されます。画像が指定された領域よりも大きい場合は、画像の中で領域に収まる部分だけが表示されます。

[サイズの自動調整] (既定値)

指定された高さと幅で画像全体が表示されます。

[元のサイズに比例して合わせる]

画像の元の比率に基づいて画像全体が比例的にサイズ変更され、画像ハンドルをドラッグして指定された高さと幅に収まるように表示されます。

[配置]

画像をレポート内の他のレポート アイテムに揃えて表示する場合に役立つように、画像の周囲に空白 (余白) を追加できます。既定では、画像の周囲には上下左右どの辺にも余白がありません。余白はポイント数で指定します。

[罫線]

画像を明確にし、レポート内で目立つように、画像に罫線を追加し、その色、幅、スタイルを変更できます。