レッスン 1 : レプリケーション用の Windows アカウントの作成
このレッスンでは、レプリケーション エージェントを実行するための Windows アカウントを作成します。また、次のエージェントを実行するための別の Windows アカウントをローカル サーバー上に作成します。
エージェント |
場所 |
アカウント名 |
---|---|---|
スナップショット エージェント |
パブリッシャ |
<コンピュータ名>\repl_snapshot |
ログ リーダー エージェント |
パブリッシャ |
<コンピュータ名>\repl_logreader |
ディストリビューション エージェント |
パブリッシャおよびサブスクライバ |
<コンピュータ名>\repl_distribution |
マージ エージェント |
パブリッシャおよびサブスクライバ |
<コンピュータ名>\repl_merge |
![]() |
---|
このレプリケーション チュートリアルでは、パブリッシャとディストリビュータで同じ SQL Server インスタンスを共有します。パブリッシャとサブスクライバが同じ SQL Server インスタンスを共有することもできますが、これは必須条件ではありません。パブリッシャとサブスクライバが同じインスタンスを共有している場合、サブスクライバ側でアカウントの作成に使用される手順は必要ありません。 |
パブリッシャ側でレプリケーション エージェントを実行するためのローカル Windows アカウントを作成するには
パブリッシャ側で、[コントロール パネル] の [管理ツール] から [コンピュータの管理] を開きます。
[システム ツール] の [ローカル ユーザーとグループ] を展開します。
[ユーザー] を右クリックし、[新しいユーザー] をクリックします。
[ユーザー名] ボックスに「repl_snapshot」と入力し、パスワードおよびその他の必要な情報を入力し、[作成] をクリックして repl_snapshot アカウントを作成します。
同様に、repl_logreader、repl_distribution、repl_merge の各アカウントを作成します。
[閉じる] をクリックします。
サブスクライバ側でレプリケーション エージェントを実行するためのローカル Windows アカウントを作成するには
サブスクライバ側で、[コントロール パネル] の [管理ツール] から [コンピュータの管理] を開きます。
[システム ツール] の [ローカル ユーザーとグループ] を展開します。
[ユーザー] を右クリックし、[新しいユーザー] をクリックします。
[ユーザー名] ボックスに「repl_distribution」と入力し、パスワードおよびその他の必要な情報を入力し、[作成] をクリックして repl_distribution アカウントを作成します。
同様にして、repl_merge アカウントも作成します。
[閉じる] をクリックします。
次の手順
ここでは、レプリケーション エージェントを実行するための Windows アカウントを作成しました。次はスナップショット フォルダを設定します。「レッスン 2 : スナップショット フォルダの準備」を参照してください。