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チュートリアル : レポートへのパラメータの追加 (レポート ビルダ 1.0)

パラメータは、レポートを実行したときに返されるデータの範囲をレポートを表示するユーザーが設定できるようにする変数です。レポート ビルダでは、フィルタ句で [プロンプト] オプションを使用することで、レポートにパラメータを無制限に追加できます。

このチュートリアルは、AdventureWorks データベースに基づいた基本的な表形式のレポートにパラメータを追加できるようにすることを目的としています。このチュートリアルでは、レポート ビルダの起動、レポートの作成、レポートへのフィールドの追加、およびレポートの実行を行います。次に、2 つのパラメータをレポートに追加し、再度レポートを実行します。

このチュートリアルの推定所要時間 : 30 分

必要条件

このチュートリアルを使用するには、コンピュータに次のコンポーネントがインストールされている必要があります。

  • Microsoft.NET Framework 2.0。

レポート ビルダを起動するレポート サーバーは、次の条件を満たしている必要があります。

  • レポート サーバーがアクセスできるコンピュータ上に、AdventureWorks データベースがインストールされている。サンプル データベースのインストールの詳細については、「サンプルのインストール」を参照してください。

  • AdventureWorks サンプル レポート モデルがレポート サーバーにアップロードされている。

注意    このチュートリアルでは、SQL Server に用意されている、変更されていないバージョンのレポート モデル サンプルを使用することを前提としています。 以前に変更したモデルを使用すると、チュートリアルの結果が、このチュートリアルで説明されている内容と一致しない可能性があります。

  • サンプル レポート モデルへのアクセス権が与えられている。

  • レポート ビルダを使用する権限が与えられている。

  • AdventureWorks データベースからデータを取得する権限。

  • レポート サーバーにレポートを保存する権限。

重要な注意事項重要

サンプルがインストールされているかどうかと、サンプルへのアクセス権限が与えられているかどうかを確認するには、データベース管理者に問い合わせてください。SQL Server のサンプルやサンプル データベースを表示したり使用したりするには、まずそれをダウンロードしてインストールする必要があります。詳細については、SQL Server オンライン ブックの「SQL Server のサンプルとサンプル データベースのインストールに関する注意点」を参照してください。レポート モデルのパブリッシュの詳細については、SQL Server オンライン ブックの「レポート モデルのパブリッシュ」を参照してください。