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SharePoint アプリケーションでの SOAP API の使用

Reporting Services のインストールでは新しいエンドポイントのセットが提供されており、これらのエンドポイントを使用することで MicrosoftWindows SharePoint Services 3.0 または MicrosoftOffice SharePoint Server 2007 と堅固に統合されたレポート ソリューションを開発できます。これらのエンドポイントは、Reporting Services インストールと SharePoint テクノロジ用 Reporting Services アドインの両方でインストールされます。SharePoint 統合モードで Reporting Services を構成する方法の詳細については、「SharePoint 3.0 統合用の Reporting Services の構成」を参照してください。

レポート サーバー エンドポイント

ReportService2006 エンドポイントによって、SharePoint 統合モード用に構成されたレポート サーバーの管理 API が提供されます。

重要な注意事項重要

レポート サーバーが SharePoint 統合モード用に構成されている場合、ReportService2005 API は rsOperationNotSupportedSharePointMode エラーを返します。レポート サーバーがネイティブ モード用に構成されている場合、ReportService2006 API は rsOperationNotSupportedNativeMode エラーを返します。

新しいエンドポイントは SharePoint 統合モードのレポート サーバーを管理するために追加されましたが、既存の ReportExecution2005 エンドポイントは引き続きネイティブ モードと SharePoint 統合モードの両方で機能します。次の URL の例は、レポート サーバーの ReportService2006 エンドポイントを参照しています。

http://<Server Name>/ReportServer/ReportService2006.asmx

SharePoint プロキシ エンドポイント

Reporting Services アドインをインストールすると、レポート サーバー エンドポイントに加えて、プロキシ エンドポイントのセットが SharePoint サーバーにインストールされます。プロキシ エンドポイントは、レポート サーバーが SharePoint 統合モード用に構成されている場合に、レポート ソリューションを開発するための主要な API として利用できます。プロキシ エンドポイントに対して開発を行う場合、Reporting Services アドインは、信頼されたアカウント認証モードを使用して SharePoint サーバーとレポート サーバーの間で資格情報の交換を処理します。レポート サーバー エンドポイントに対して開発を行う場合、呼び出し元のアプリケーションは、信頼されたアカウント認証モードを使用して資格情報の交換を管理する必要があります。次の表は、Reporting Services アドインと共にインストールされるエンドポイントの一覧です。

プロキシ エンドポイント

説明

ReportService2006

SharePoint 統合モード用に構成されたレポート サーバーを管理するための API を提供します。

ReportExecution2005

レポートの実行とナビゲーションのための API を提供します。

ReportServiceAuthentication

SharePoint Web アプリケーションがフォーム認証用に構成されている場合に、レポート サーバーに対してユーザーを認証するための API を提供します。

次の URL の例は、SharePoint サイトのプロキシ エンドポイントを参照しています。

http://<Server Name>/<Site Name>/_vti_bin/ReportServer/ReportService2006.asmx

http://<Server Name>/<Site Name>/_vti_bin/ReportServer/ReportExecution2005.asmx

http://<Server Name>/<Site Name>/_vti_bin/ReportServer/ReportServiceAuthentication.asmx