sp_vupgrade_mergeobjects (Transact-SQL)
マージ レプリケーションのデータ変更を追跡および適用するために使用される、アーティクル固有のトリガ、ストアド プロシージャ、ビューを再生成します。このプロシージャは、次の状況で実行します。
レプリケーションによって要求されたオブジェクトが誤って削除された場合。
1 つ以上のレプリケーション オブジェクトに修正プログラムなどの更新プログラムを適用する場合で、プログラムに修正が必要な場合。更新プログラムを適用した後、各ノードでプロシージャを実行します。
このストアド プロシージャを実行するために、サブスクリプションの再初期化は必要ありません。Service Pack をインストールするか、SQL Server の新しいバージョンにアップグレードした場合は、このプロシージャを実行する必要はありません。
構文
sp_vupgrade_mergeobjects [ [@login = ] 'login' ]
[ , [ @password = ] 'password' ]
[ , [ @security_mode = ] security_mode ]
引数
[ @login=] 'login'
ディストリビューション データベースに新しいシステム オブジェクトを作成するときに使用する、システム管理者のログインを指定します。login のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。security_mode が 1 に設定されている場合、つまり Windows 認証の場合、このパラメータは必要ありません。[ @password=] 'password'
ディストリビューション データベースに新しいシステム オブジェクトを作成するときに使用する、システム管理者のパスワードを指定します。password のデータ型は sysname で、既定値は '' (空文字列) です。security_mode が 1 に設定されている場合、つまり Windows 認証の場合、このパラメータは必要ありません。[ @security_mode=] 'security_mode'
ディストリビューション データベースに新しいシステム オブジェクトを作成するときに使用する、ログイン セキュリティ モードを指定します。security_mode のデータ型は bit で、既定値は 1 です。0 の場合、SQL Server 認証が使用されます。1 の場合、Windows 認証が使用されます。可能な場合は、Windows 認証を使用します。
リターン コードの値
0 (成功) または 1 (失敗)
説明
sp_vupgrade_mergeobjects は、マージ レプリケーションにのみ使用します。
権限
固定サーバー ロール sysadmin のメンバシップが必要です。