sys.fn_cdc_decrement_lsn (Transact-SQL)
指定された LSN の直前のログ シーケンス番号 (LSN) を返します。
構文
sys.fn_cdc_decrement_lsn ( lsn_value )
引数
- lsn_value
LSN 値を指定します。lsn_value のデータ型は binary(10) です。
戻り値の型
binary(10)
説明
この関数から返される LSN は、指定された値よりも必ず小さくなり、2 つの値の間に LSN 値が存在することはありません。
権限
public データベース ロールのメンバシップである必要があります。
例
以下は、最大 LSN 値よりも小さい LSN 値を持った変更データ行を返すクエリの例です。クエリの上限 LSN は、sys.fn_cdc_decrement_lsn を使用して設定されています。
Use AdventureWorks;
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DECLARE @from_lsn binary(10), @to_lsn binary(10);
SET @from_lsn = sys.fn_cdc_get_min_lsn('HumanResources_Employee');
SET @to_lsn = sys.fn_cdc_decrement_lsn(sys.fn_cdc_get_max_lsn());
SELECT * FROM cdc.fn_cdc_get_all_changes_HumanResources_Employee( @from_lsn, @to_lsn, 'all');
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