sys.dm_os_nodes (Transact-SQL)
SQL OS という内部コンポーネントは、ハードウェア プロセッサの局所性を疑似的に表現したノード構造を作成します。これらの構造をソフト NUMA を使って変更することで、カスタム ノード レイアウトを作成できます。
次の表では、これらのノードに関する情報を示します。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
node_id |
smallint |
ノードの ID。 |
node_state_desc |
nvarchar(256) |
ノード状態の説明。相互排他的な値から先に表示され、続けて、組み合わせ可能な値が表示されます。次に例を示します。 Online、Thread Resources Low、Lazy Preemptive 相互排他的な node_state_desc 値には、次の 4 つがあります。
値説明
ONLINEノードはオンラインです。
OFFLINEノードはオフラインです。
IDLEノードには保留中の作業要求が存在せず、アイドル状態に移行したことを示します。
IDLE_READYノードには保留中の作業要求が存在せず、アイドル状態に移行する準備ができたことを示します。
組み合わせ可能な node_state_desc 値には、次の 3 つがあります。
値説明
DACこのノードは、専用管理者接続のために予約されています。
THREAD_RESOURCES_LOWメモリ不足のため、このノードでは新しいスレッドを作成できません。
HOT ADDEDノードがホット アド CPU イベントに応答して追加されたことを示します。
|
memory_object_address |
varbinary(8) |
このノードに関連付けられているメモリ オブジェクトのアドレス。sys.dm_os_memory_objects.memory_object_address と一対一の関係にあります。 |
memory_clerk_address |
varbinary(8) |
このノードに関連付けられているメモリ クラークのアドレス。sys.dm_os_memory_clerks.memory_clerk_address と一対一の関係にあります。 |
io_completion_worker_address |
varbinary(8) |
このノードの IO 完了に割り当てられているワーカーのアドレス。sys.dm_os_workers.worker_address と一対一の関係にあります。 |
memory_node_id |
smallint |
このノードが属しているメモリ ノードの ID。sys.dm_os_memory_nodes.memory_node_id と多対一の関係にあります。 |
cpu_affinity_mask |
bigint |
このノードに関連付けられている CPU を識別するビットマップ。 |
online_scheduler_count |
smallint |
このノードによって管理されるオンライン スケジューラの数。 |
idle_scheduler_count |
smallint |
アクティブなワーカーの存在しないオンライン スケジューラの数。 |
active_worker_count |
int |
このノードによって管理されるすべてのスケジューラ上のアクティブ ワーカーの数。 |
avg_load_balance |
int |
このノード上のスケジューラあたりの平均タスク数。 |
timer_task_affinity_mask |
bigint |
タイマ タスクの割り当てが可能なスケジューラを識別するビットマップ。 |
permanent_task_affinity_mask |
bigint |
永続的なタスクの割り当てが可能なスケジューラを識別するビットマップ。 |
resource_monitor_state |
bit |
各ノードには、1 つのリソース モニタが割り当てられます。リソース モニタの状態には、実行中とアイドル状態とがあります。1 は実行中を、0 はアイドル状態を表します。 |
権限
サーバーに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。