sp_syscollector_set_cache_window (Transact-SQL)
データのアップロード時にエラーが発生した場合の試行回数を設定します。データのアップロード時にエラーが発生した場合に再試行することで、収集したデータが失われるリスクが軽減されます。
構文
sp_syscollector_set_cache_window [ @cache_window = ] cache_window
引数
[ @cache\_window = ] cache_window
管理データ ウェアハウスへのデータのアップロード時にエラーが発生した場合、データが失われるのを回避するためにアップロードを再試行する回数を指定します。cache_window のデータ型は int で、既定値は 1 です。cache_window には、次のいずれかの値を指定できます。値
説明
-1
アップロード エラーが発生した場合にそのすべてのアップロード データをキャッシュします。
0
アップロード エラーが発生した場合にアップロード データをキャッシュしません。
n
アップロード エラーが発生した場合に n 回分のアップロード データをキャッシュします。ここで、n >= 1 です。
リターン コードの値
0 (成功) または 1 (失敗)
説明
キャッシュ ウィンドウの構成を変更する前に、データ コレクタを無効にする必要があります。データ コレクタが有効になっている場合、このストアド プロシージャは失敗します。詳細については、「データ コレクションを有効または無効にする方法」および「Transact-SQL を使用したデータ コレクションの管理」を参照してください。
権限
このプロシージャを実行するには、(EXECUTE 権限を持つ) dc_admin 固定データベース ロールのメンバシップが必要です。
例
データ コレクタを無効にし、アップロード エラー 3 回分のデータを保持するキャッシュ ウィンドウを構成してから、データ コレクタを有効にする例を次に示します。
USE msdb;
GO
EXECUTE dbo.sp_syscollector_disable_collector;
GO
EXECUTE dbo.sp_syscollector_set_cache_window 3;
GO
EXECUTE dbo.sp_syscollector_enable_collector;