[軸のオプション] ([軸のプロパティ] ダイアログ ボックス)
[軸のプロパティ] ダイアログ ボックスの [軸のオプション] を選択すると、グラフの指定した軸の外観を定義できます。以前のバージョンの Reporting Services では、既定でグラフの X 軸上にすべてのラベルが表示されていました。Reporting Services 2008 では、グラフ内の画像を見やすくし、ラベルの重なりを回避するために、ラベルは省略されます。詳細については、「グラフの軸ラベルの書式設定」を参照してください。
オプション
[スケールの区切り線を有効にする]
必要に応じてグラフでスケールの区切り線を描画できるようにする場合にオンにします。このチェック ボックスがオンの場合、データセット内の高い点と低い点の差異がスケールの区切り線を描画するのに十分であるかどうかが自動的に判断されます。[方向を反転する]
グラフの方向を反転させる場合にオンにします。たとえば、既定の縦棒グラフでは、グラフの左側に Y 軸が表示され、左から右にカテゴリが表示されます。このチェック ボックスをオンにすると、グラフの右側に Y 軸が表示され、右から左にカテゴリが表示されます。[インターレースを使用する]
グラフにストリップ ラインを追加する場合にオンにします。ストリップ ラインはグラフ領域上の影付きの帯であり、グリッド線の間で明るい領域と暗い領域を交互に適用する効果を与えることができます。これらのストリップ ラインは、軸上でのパターンの繰り返しを強調表示する場合に役立ちます。[色]
色を選択するか、軸線の色を示す式を入力します。[常に 0 を含む]
軸のスケールで常に 0 を含める場合にオンにします。このオプションが有効でない場合、グラフの軸には値 0 というラベルが付きません。データセットに負の値や 0 が含まれている場合は、0 を含めると役立ちます。スカラ軸
一連の軸の値を連続して表示する場合にオンにします。たとえば、データセットに 1 月、3 月、および 11 月のデータが含まれている場合は、非スカラ軸にはこれらの月だけが表示されますが、スカラ軸には 1 年のすべての月が表示されます。[対数スケールを使用する]
軸のスケールが対数であることを示す場合にオンにします。このチェック ボックスを Y 軸で使用できるのは、Y 軸に正の数値が含まれている場合のみです。[対数の底]
対数スケールを使用するように軸が設定されている場合に使用する対数の底を入力します。既定では、軸の対数スケールに使用される底は 10 です。このオプションを Y 軸で使用できるのは、Y 軸が数値を表している場合のみです。[最小]
X 軸の最小値を示す式または値を入力します。省略した場合、最小値はデータセットから返されるデータによって決まります。[最大]
X 軸の最大値を示す式または値を入力します。省略した場合、最大値はデータセットから返されるデータによって決まります。[間隔]
軸ラベルの間の間隔を示す式または値を入力します。たとえば、軸上に各カテゴリ ラベルを表示するには、「1」と入力します。カテゴリ ラベルを 1 つおきに表示するには、「2」と入力します。省略した場合、ラベルは、データセットの値に基づいて自動的に計算されます。[間隔の種類]
指定した間隔の種類を表す式または値を入力します。たとえば、間隔を 2 日間にする場合は、間隔に「2」を指定し、間隔の種類に「日」を指定します。[交点]
この軸で垂直の軸と交差する場所を表す式または値を入力します。たとえば、X 軸でこの値を 5 に設定すると、Y 軸は X 軸の 5 と交差します。このオプションが [自動] に設定されている場合、値はデータセットから返されるデータによって決まります。[横余白]
グラフ要素とグラフの横の間にある余白を追加または削除するための式を入力するかまたは値を選択します。このオプションが [自動] に設定されている場合、横の余白が追加されます。[矢印のスタイル]
軸の矢印のスタイルを選択します。このオプションは、軸線の端に三角形の矢印を追加する場合に役立ちます。