アップグレード ルールのチェック
次のルールは、セットアップ操作が完了する前にコンピュータの構成を検証するために SQL Server セットアップによって使用されます。
検査項目 |
説明 |
ユーザーのアクション |
---|---|---|
SSMS_IsInternetConnected |
コンピュータが、インターネットに接続されていることを確認します。Microsoft Management Studio などの .NET Framework アプリケーションの起動時には、.NET Framework セキュリティ チェックで証明書を検証する間、動作が少し遅くなる場合があります。 |
コンピュータがインターネットに接続されていることを確認します。 |
AclPermissionsFacet |
SQL Server レジストリ キーの一貫性を確認します。 |
SQL Server のインストールまたはアップグレードをサポートするには、SQL Server レジストリ キーの一貫性が必要です。 |
BlockMixedArchitectureUpgrade |
アップグレードする機能の CPU アーキテクチャが、このインストール プログラムの CPU アーキテクチャと異なるかどうかを確認します。 |
インストールやアップグレードには、変更する SQL Server インスタンスのアーキテクチャと一致する SQL Server のインストール メディアを使用する必要があります。 |
Cluster_IsOnlineIfClustered |
コンピュータがクラスタ化されていない、またはコンピュータがクラスタ化されクラスタ サービスがオンラインの状態にあることを確認します。 |
コンピュータはクラスタ化されていないか、クラスタ化されオンラインの状態にある必要があります。 |
FacetDomainControllerCheck |
コンピュータがドメイン コントローラであるかどうかを確認します。ドメイン コントローラ上に SQL Server 2008 をインストールすることはお勧めしません。 |
このコンピュータがドメイン コントローラではないことを確認します。「SQL Server インストールのセキュリティに関する注意点」を参照してください。 |
FacetPowerShellCheck |
Windows PowerShell がインストールされているかどうかを確認します。SQL Server 2008 の一部のエディションには、Windows PowerShell が必要です。 |
SQL Server 2008 Express with Advanced Services をインストールする場合は、Windows PowerShell がインストールされていることを確認します。 |
FacetWOW64PlatformCheck |
SQL Server セットアップがこのオペレーティング システム プラットフォームでサポートされているかどうかを判断します。 |
このルールによって、64 ビット プラットフォームでサポートされていないインストールがブロックされます。「SQL Server 2008 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。 |
FusionRebootCheck |
保留中のコンピュータの再起動が必要かどうかを確認します。保留中の再起動を実行すると、セットアップが失敗する場合があります。 |
コンピュータの再起動が必要です。SQL Server をインストールする前に、このコンピュータを再起動する必要があります。 |
PerfMonCounterNotCorruptedCheck |
既存のパフォーマンス カウンタのレジストリ ハイブの一貫性を確認します。 |
パフォーマンス カウンタのレジストリ ハイブに一貫性があることを確認します。 |
SqlUnsupportedProductBlocker |
SQL Server 7.0 または SQL Server 7.0 OLAP Services がインストールされているかどうかを確認します。SQL Server 2008 を SQL Server 7.0 とサイド バイ サイドでインストールすることはできません。 |
SQL Server 7.0 を削除するか、SQL Server 2008 を別のコンピュータにインストールします。 |