XML/A を使用してデータ マイニング クエリを作成する方法
AMO、DMX、または XML/A を使用すると、データ マイニング オブジェクトに対するさまざまなクエリを作成できます。
Analysis Services サーバーとすべてのクライアントの間の通信には、XML が使用されます。したがって、一般には DMX を使用してコンテンツ クエリを作成する方がはるかに簡単ですが、SOAP プロトコルをサポートするクライアントを使用するか、SQL Server Management Studio で XML/A クエリを作成することにより、XML/A で DISCOVER および COMMAND ステートメントを使用してクエリを作成できます。
このトピックでは、SQL Server Management Studio で利用できる XML/A テンプレートを使用して、現在のサーバーに格納されているマイニング モデルに対するモデル コンテンツ クエリを作成する方法について説明します。テンプレートの使用に関する一般的な情報については、「SQL Server Management Studio でテンプレートを使用する方法」を参照してください。
XML/A を使用したデータ マイニング スキーマ行セットのクエリ
XML/A テンプレートを開くには
SQL Server Management Studio で、[表示] メニューの [テンプレート エクスプローラ] をクリックします。
キューブ アイコンをクリックして、Analysis Services テンプレートの一覧を開きます。
テンプレート カテゴリの一覧で [XMLA]、[スキーマ行セット] の順に展開し、[スキーマ行セットの発見] をダブルクリックします。コード エディタにこのテンプレートが表示されます。
[Analysis Services への接続] ダイアログ ボックスで接続情報を指定し、[接続] をクリックします。新しいクエリ エディタ ウィンドウが開き、**[スキーマ行セットの発見]**テンプレートの内容が表示されます。
MINING MODEL CONTENT スキーマ行セットから列名を検出するには
[スキーマ行セットの発見]テンプレートを開き、[実行] をクリックします。
[結果] ペインに返されるスキーマ行セットの一覧には、現在のインスタンスで入手できるすべての行セットの行セット名と行セット列が含まれます。
[クエリ] ペインで、<Restriction List> の後ろにカーソルを置き、Enter キーを押して新しい行を追加します。
空白行にカーソルを置き、「<SchemaName>DMSCHEMA_MINING_MODEL_CONTENT</SchemaName>」と入力します。
制限のセクション全体は次のようになります。
<Restrictions>
<RestrictionList>
<SchemaName>DMSCHEMA_MINING_MODEL_CONTENT</SchemaName>
</RestrictionList>
</Restrictions>
[実行] をクリックします。
[結果] ペインに、指定したスキーマ行セットの列名の一覧が表示されます。
MINING MODEL CONTENT スキーマ行セットを使用してコンテンツ クエリを作成するには
**[スキーマ行セットの発見]**テンプレートで、"要求の種類" タグの内側のテキストを置き換えて、要求の種類を変更します。
次の行を置き換えます。
<RequestType>DISCOVER_SCHEMA_ROWSETS</RequestType>
置き換えると、次のようになります。
<RequestType>DMSCHEMA_MINING_MODEL_CONTENT</RequestType>
制限リストに新しい条件を追加することで、名前でマイニング モデルを指定するように制限リストを変更します。
テンプレートで、<Restriction List> の後ろにカーソルを置き、Enter キーを押して新しい行を追加します。
空白行にカーソルを置き、「<MODEL_NAME>My model name</MODEL_NAME>」と入力します。
制限のセクション全体は次のようになります。
<Restrictions>
<RestrictionList>
<MODEL_NAME>My model name</MODEL_NAME>
</RestrictionList>
</Restrictions>
[実行] をクリックします。
[結果] ペインに、スキーマ定義および指定したモデルの値が表示されます。