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折れ線グラフ (レポート ビルダ 2.0)

折れ線グラフでは、1 本の線で結ばれた点のセットとして系列が表示されます。折れ線グラフは、継続的に発生する大量のデータを表す場合に使用されます。折れ線グラフにデータを追加する方法の詳細については、「グラフ データ領域へのデータの追加 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

次の図は、3 つの系列を含む折れ線グラフを示しています。

折れ線グラフ

種類

  • 平滑線 : 直線ではなく曲線を使用した折れ線グラフ。

  • 階段状折れ線 : 直線ではなく階段状折れ線を使用した折れ線グラフ。階段状折れ線は、はしごや階段の段のように見える線を使用して点を結びます。

折れ線グラフのデータに関する注意点

  • 既定の折れ線グラフの視覚的な効果を高めるには、系列の罫線の幅を 3 に変更したり、影のオフセットを 1 にしたりすることを検討してください。こうすると、太い折れ線グラフが作成されます。グラフの種類を折れ線グラフから他の種類に変更する場合は、これらのプロパティを元の値に戻す必要があります。

  • データセット内に空の値がある場合、折れ線グラフでは、グラフ上で連続性を維持するために、プレースホルダの線の形式で空のポイントが追加されます。この線が表示されないようにする場合は、横棒グラフや縦棒グラフなど、連続性のない種類のグラフを使用してデータセットを表示することを検討してください。

  • 折れ線グラフでは、線を描画するために少なくとも 2 つのポイントが必要です。データセットにデータ ポイントが 1 つしかない場合、折れ線グラフは 1 つのデータ ポイント マーカーとして表示されます。

  • 線で描画される系列は、グラフ領域内であまり場所を取りません。そのため、折れ線グラフは、縦棒グラフなどの他の種類のグラフと組み合わせることがよくあります。ただし、折れ線グラフは、横棒、極座標、円、または図形のグラフと組み合わせることはできません。

  • スパークライン グラフは、折れ線グラフの一種で、Tablix データ領域のセルに線系列のみが表示されます。スパークライン グラフは、[グラフの種類を選択] ダイアログ ボックスにはありませんが、折れ線グラフ上のタイトル、凡例、軸、およびラベルをすべて削除することで作成できます。