空のポイントをグラフに追加する方法 (レポート ビルダ 2.0)
NULL 値は、系列内のデータ ポイント間の空白 (すきま) としてグラフに表示されます。空のポイントとは、NULL 値によって作成された空白に挿入できるデータ ポイントのことです。
既定では、空のポイントは、値が含まれている前のデータ ポイントと次のデータ ポイントの平均値を求めることによって計算されます。この既定の動作を変更して、すべての空のポイントが値ゼロのデータ ポイントとして挿入されるようにすることもできます。
系列から NULL 値を削除するには、データセット クエリを変更するか、グラフ上のグループにフィルタを追加します。詳細については、「グラフ データ領域で表示するデータの準備 (レポート ビルダ 2.0)」および「レポートでのデータのフィルタ処理 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。
図形グラフでは、NULL 値が省略されます。
空のポイントをグラフ上で指定するには
プロパティ ペインを開きます。
デザイン画面で、NULL 値が含まれている系列を右クリックします。系列のプロパティがプロパティ ペインに表示されます。
[EmptyPoint] ノードを展開します。
Color プロパティの色の値を選択します。
[EmptyPoint] ノードで [Marker] ノードを展開します。
MarkerType プロパティのマーカーの種類を選択します。
注意 空のポイントを横棒グラフ、縦棒グラフ、または散布図に追加するには、マーカーの種類を選択する必要があります。ただし、面グラフ、折れ線グラフ、およびレーダー グラフの場合は、マーカーを指定しなくても空白 (すきま) が自動的に塗りつぶされるので、マーカーの種類の選択は省略可能です。
空のポイントの値を設定します。
プロパティ ペインで、[CustomAttributes] ノードを展開します。
EmptyPointValue プロパティを設定します。前のデータ ポイントと次のデータ ポイントの平均値で空のポイントを挿入するには、[Average] を選択します。値ゼロのデータ ポイントとして空のポイントを挿入するには、[Zero] を選択します。