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[全般] ([レポート パラメータのプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダ 2.0)

[レポート パラメータのプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] を選択すると、パラメータ名、プロンプトに表示されるテキスト、パラメータによって返されるデータの型など、パラメータ値のオプションを変更できます。また、空白や NULL などさまざまな値をパラメータを使用して返したり、パラメータをレポート ツール バーに表示したりできます。

オプション

  • [名前]
    パラメータの名前を入力します (大文字と小文字が区別されます)。名前は文字で始まる必要があります。また、名前には、文字、数字、アンダースコア (_) を使用し、空白は使用しないでください。自動的に生成されたパラメータの名前は、データセット クエリのクエリ パラメータと同じ名前になります。既定では、手動で作成されたパラメータの名前は、ReportParameter1 のようになります。

  • [プロンプト]
    レポートの実行時に、レポートの上部にあるパラメータ テキスト ボックスの隣に表示されるテキストを入力します。

  • [データ型]
    パラメータのデータ型を選択します。パラメータのデータ型によって、式でパラメータを使用する方法が異なります。パラメータのデータ型は、データセット内のフィールドのデータ型と一致する必要があります。

    次の一覧に示すように、データ型によって、ユーザーがレポート ビューア ツール バーでパラメータ値を入力する方法が決まります。

    • [Boolean]。オプション ボタンから true または false を選択します。

    • [DateTime]。カレンダー コントロールから日付を選択します。

    • [Integer]。テキスト ボックスに値を入力します。

    • [Float]。テキスト ボックスに値を入力します。

    • [Text]。テキスト ボックスに値を入力します。

    • パラメータに有効な値を定義した場合は、データ型が DateTime であっても、ユーザーはドロップダウン リストから値を選択することになります。

  • [空白の値を許可]
    パラメータの値に空の文字列を許可する場合に選択します。

  • [NULL 値を許可]
    パラメータの値に NULL 値を許可する場合に選択します。

  • [複数の値を許可]
    パラメータの値に、ドロップダウン リストに表示される複数の値を指定できる場合に選択します。NULL 値は許容されません。このチェック ボックスがオンの場合、パラメータのドロップダウン リストで、使用可能な値の一覧にチェック ボックスが追加されます。一覧の一番上には、[すべて選択] チェック ボックスが表示されます。ユーザーは、必要な値のチェック ボックスをオンにすることができます。

  • [パラメータの表示設定の選択]
    パブリッシュされたレポート内でのパラメータの表示方法、つまり、レポートを表示するユーザーがパラメータをどのように操作するかを制御するオプションを選択します。

  • [表示]
    レポートの実行時にレポートの上部にレポート パラメータを表示する場合に選択します。このオプションを選択すると、実行時にパラメータ値を選択できます。

  • [非表示]
    レポート内のレポート パラメータを非表示にする場合に選択します。このレポート パラメータの値は、レポートの URL やサブスクリプション定義で設定できます。また、レポート マネージャを使用してレポート サーバーで設定することもできます。

  • [内部]
    レポート パラメータを非表示にする場合に選択します。レポート パラメータは、レポート定義でのみ参照できます。