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Analysis Services MDX クエリの計算されるメンバを追加する方法 (レポート ビルダ 2.0)

MDX クエリの計算されるメンバは、データ ソースに直接存在するのではなく、メンバのキューブ メタデータから計算される値を表します。計算されるメンバを定義すると、Analysis Services キューブの既存のメンバと同じように使用できます。たとえば、計算されるメンバをデザイン モードのデータ ペインやフィルタ ペイン、またはクエリ モードのクエリ ペインにドラッグ アンド ドロップして、MDX クエリに追加することができます。詳細については、SQL Server オンライン ブックの「[計算されるメンバ ビルダ] ダイアログ ボックス (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。

計算されるメンバをユーザー インターフェイスによって追加するには、2 つの方法があります。ツール バーの [計算されるメンバの追加] ボタンを使用する方法と、計算されるメンバ ペインからショートカット メニューを使用する方法です。

計算されるメンバをツール バー ボタンから追加するには

  1. Analysis Services MDX クエリ デザイナで、クエリ デザイナ ツール バーの [計算されるメンバの追加] (計算されるメンバの追加) ボタンをクリックします。

  2. [名前] に、計算されるメンバの名前を入力します。

  3. [親階層] で、このメンバを配置する階層を選択します。

  4. [親メンバ] で、計算されるメンバの親として使用するメンバを選択します。

    注意注意

    [親階層] で MEASURES を選択した場合は、[親メンバ] が無効になります。

  5. [式] に、メンバの計算に使用する MDX 式を入力します。[メタデータ] および [関数] ボックスの一覧からオブジェクトをドラッグして式に設定できます。

  6. [OK] をクリックします。

計算されるメンバを計算されるメンバ ペインから追加するには

  1. Analysis Services MDX クエリ デザイナで、メタデータ ペインの下にある計算されるメンバ ペインの任意の場所を右クリックします。

  2. [新しい計算されるメンバ] をクリックします。

  3. [名前] に、計算されるメンバの名前を入力します。

  4. [親階層] で、このメンバを配置する階層を選択します。

  5. [親メンバ] で、計算されるメンバの親として使用するメンバを選択します。

    注意注意

    [親階層] で MEASURES を選択した場合は、[親メンバ] が無効になります。

  6. [式] に、メンバの計算に使用する MDX 式を入力します。[メタデータ] および [関数] ボックスの一覧からオブジェクトをドラッグして式に設定できます。

  7. [OK] をクリックします。