レポートまたはテキスト ボックスのロケールを設定する方法 (レポート ビルダ 2.0)
レポートまたはテキスト ボックスの Language プロパティでは、ロケール設定を指定します。ロケール設定は、言語や地域ごとに異なるレポート データ (日付、通貨、数値など) を表示するための既定の形式を指定します。テキスト ボックスの Language プロパティは、レポートの Language プロパティに優先します。Language プロパティに値が指定されてない場合、Reporting Services は、パブリッシュされたレポートのレポート サーバーの OS のロケールか、またはレポート プレビューを行うレポート作成コンピュータのロケールを使用します。
HTML レポートの場合、既定の Language 値を無視し、ブラウザ クライアントの HTTP ヘッダーで指定している言語を使用できます。この操作を行うには、レポートまたはテキスト ボックスの Language プロパティの式で組み込みフィールド User!Language を使用します。詳細については、「式での組み込みフィールド参照の使用 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。
レポートのロケールを設定するには
デザイン ビューで、レポートのデザイン画面の外側をクリックして、レポートを選択します。
プロパティ ペインの [Language] プロパティで、レポートに使用する言語を入力または選択します。
テキスト ボックスのロケールを設定するには
デザイン ビューで、ロケール設定を適用するテキスト ボックスを選択します。
プロパティ ペインで、次の操作を行います。
[Calendar] プロパティで、日付に使用するカレンダーを入力または選択します。
[Direction] プロパティで、テキストを記述する方向を入力または選択します。
[Language] プロパティで、テキスト ボックスに使用する言語を入力または選択します。この値は、レポートの [Language] プロパティに優先します。
[NumeralLanguage] プロパティで、テキスト ボックスの数字に使用する形式を入力または選択します。
[NumeralVariant] プロパティで、テキスト ボックスの数字に使用する形式の変化形を入力または選択します。
[UnicodeBiDi] プロパティで、テキスト ボックスで使用する双方向の埋め込みレベルを選択します。