Isolation 要素 (ASSL)
DataSource データ型から派生する要素の分離レベルを示します。
構文
<DataSource>
...
<Isolation>...</Isolation>
...
</DataSource>
要素の特性
特性 |
説明 |
---|---|
データ型と長さ |
String (列挙型) |
既定値 |
ReadCommitted |
カーディナリティ |
0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です |
説明
この要素の値は、次の表のいずれかの文字列に制限されます。
値 |
説明 |
---|---|
ReadCommitted |
他のトランザクションによって変更されていてもコミットされていないデータは、ステートメントで読み取ることができないことを指定します。これにより、ダーティ リードが防止されます。他のトランザクションは、現在のトランザクション内の個々のステートメント間でデータを変更できます。この結果、反復不能読み取りまたはファントム データが発生します。この値は Isolation 要素の既定値です。 |
Snapshot |
トランザクションの任意のステートメントによって読み取られるデータは、トランザクションの開始時に存在していたデータのバージョンとトランザクション的な一貫性があることを指定します。トランザクションでは、トランザクションの開始前にコミットされたデータの変更のみを認識できます。現在のトランザクションの開始後に他のトランザクションによって行われたデータの変更は、現在のトランザクションを実行しているステートメントでは認識できません。これにより、トランザクション内のステートメントは、トランザクションの開始時に存在していたコミット済みデータのスナップショットを取得するのと同じような効果が得られます。 |