SQLFetchScroll
SQLFetchScroll では、1 つのデータ行セットがアプリケーションに返されます。行セットのサイズは、SQLSetStmtAttr を使用して設定します。SQL Server Native Client ODBC ドライバでは、すべての定義済みフェッチ命令 (SQL_FETCH_RELATIVE など) をサポートしていますが、次のような制限事項があります。
ステートメントに順方向専用カーソルを定義する場合は、SQL_FETCH_NEXT が必要です。他の形式でフェッチを試行すると、エラーが返されます。
SQL_FETCH_BOOKMARK がサポートされるのは、静的カーソルとキーセット ドリブン カーソルに対してのみです。
SQLFetchScroll による機能強化された日付と時刻のサポート
date 型または time 型の結果列の値は、「SQL から C への変換」で説明されているように変換されます。
詳細については、「日付/時刻の強化 (ODBC)」を参照してください。
SQLFetchScroll による大きな CLR UDT のサポート
SQLFetchScroll は、大きな CLR ユーザー定義型 (UDT) をサポートしています。詳細については、「大きな CLR ユーザー定義型 (ODBC)」を参照してください。