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SQL Server のメッセージ結果

次の Transact-SQL ステートメントでは、SQL Server Native Client OLE DB プロバイダの行セットや、ステートメント実行時に処理された行カウントは生成されません。

  • PRINT

  • 重大度が 10 以下の RAISERROR

  • DBCC

  • SET SHOWPLAN

  • SET STATISTICS

上記のステートメントでは、行セットや行数の結果が返されるのではなく、ステートメントから 1 つ以上の情報メッセージが返されるか、SQL Server から情報メッセージが返されます。実行に成功すると、SQL Server Native Client OLE DB プロバイダから S_OK が返され、SQL Server Native Client OLE DB プロバイダのコンシューマでメッセージが使用できるようになります。

多くの Transact-SQL ステートメントの実行後、またはコンシューマでの SQL Server Native Client OLE DB プロバイダのメンバ関数の実行後、SQL Server Native Client OLE DB プロバイダは S_OK を返し、使用できる 1 つ以上の情報メッセージを保持します。

SQL Server Native Client OLE DB プロバイダのコンシューマがクエリ テキストの動的な指定を許可する場合、メンバ関数を実行するたびにエラー インターフェイスをチェックする必要があります。このチェックは、リターン コードの値、返される IRowset インターフェイス参照や IMultipleResults インターフェイス参照の有無、および処理された行数に関係なく行う必要があります。

関連項目

概念