Integration Services サービス
MicrosoftSQL ServerIntegration Services には、Integration Services パッケージを管理するための Windows サービスである Integration Services サービスがあります。Integration Services サービスは SQL Server Management Studio でのみ使用できます。
Integration Services サービスを実行すると、以下の管理機能が使用できます。
リモートまたはローカルに格納されたパッケージの開始
リモートまたはローカルで実行中のパッケージの停止
リモートまたはローカルで実行中のパッケージの監視
パッケージのインポートおよびエクスポート
パッケージ ストレージの管理
ストレージ フォルダのカスタマイズ
サービス停止時の実行中のパッケージの停止
Windows のイベント ログの表示
複数の Integration Services サーバーへの接続
Integration Services サービスは SQL Server の Integration Services コンポーネントのインストール時にインストールされます。既定では、Integration Services サービスが起動され、スタートアップの種類が自動に設定されます。SSIS パッケージ ストアに格納されているパッケージを監視するには、サービスが実行されている必要があります。SSIS パッケージ ストアは、SQL Server のインスタンス内の msdb データベース、またはファイル システム内の指定されたフォルダのいずれかです。
Integration Services パッケージの設計と実行だけを行う場合は、Integration Services サービスは必要ありません。ただし、SQL Server Management Studio を使用してパッケージを一覧表示し、監視する場合はサービスが必要です。
このセクションの内容
Integration Services サービスの管理
サービス自体を開始および停止する方法と、サービスによって生成されるイベントおよびログを表示する方法について説明します。Integration Services サービスの構成
パッケージのストレージ用フォルダなど、サービスのオプションを構成する方法について説明します。Integration Services アクセスを有効にする Windows ファイアウォールの構成
ファイアウォールを経由したアクセスが許可されるようにサービスのインスタンスを構成する方法について説明します。リモートの Integration Services サーバーへの接続
他のコンピュータからのアクセスが許可されるようにサービスのインスタンスを構成する方法について説明します。
|