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DATEADD (SSIS)

指定された日付要素に、日付または時間間隔を示す数値を加算して、新しい DT_DBTIMESTAMP の値を返します。数値のパラメータは整数に、日付のパラメータは有効な日付に評価される必要があります。

構文

 DATEADD(datepart, number, date)

引数

  • datepart
    日付の要素のうち、数値を追加する部分を指定するパラメータです。

  • number
    datepart に加算される値です。式が解析される際、値は既知の整数である必要があります。

  • date
    有効な日付または日付形式の文字列を返す式です。

戻り値の型

DT_DBTIMESTAMP

説明

次の表に、式エバリュエータで認識される日付要素 (datepart) と省略形を示します。日付要素の名前では大文字と小文字が区別されません。

日付要素 (datepart)

省略形

Year

yy、yyyy

Quarter

qq、q

Month

mm、m

Dayofyear

dy、y

Day

dd、d

Week

wk、ww

Weekday

dw、w

Hour

Hh

Minute

mi、n

Second

ss、s

Millisecond

Ms

式が解析される際、number 引数が使用できる必要があります。引数には定数または変数を指定できます。式が解析される際に既知の値が提供されないため、列の値を使用することはできません。

datepart 引数は引用符で囲む必要があります。

日付リテラルは、日付データ型のいずれかに明示的にキャストされる必要があります。詳細については、「Integration Services のデータ型」を参照してください。

注意注意

日付リテラルが DT_DBTIMESTAMPOFFSET、DT_DBTIMESTAMP2、および DT_DBTIME2 のいずれかの日付データ型に明示的にキャストされると、式の検証は失敗します。

引数が NULL の場合、DATEADD は NULL を返します。

日付が無効の場合、日付または時間の単位が文字列でない場合、または増分が静的な整数でない場合は、エラーが発生します。

この例では、現在の日付に 1 か月追加した値を返します。

DATEADD("Month", 1,GETDATE())

この例では、ModifiedDate 列の日付に 21 日を追加します。

DATEADD("day", 21, ModifiedDate)

この例では、リテラルの日付に 2 年を追加します。

DATEADD("yyyy", 2, (DT_DBTIMESTAMP)"8/6/2003")

関連項目

参照

その他の技術情報