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Reporting Services デバイス情報設定

Reporting Services では、デバイス情報設定を使用して、表示パラメータを表示拡張機能に渡します。レポート サーバー Web サービスの設定は DeviceInfo XML 要素として渡し、レポート サーバーで処理されます。デバイス情報設定には既定値があるため、表示プロセスでは省略可能な引数と見なされます。しかし、デバイス情報設定を使用して、表示をカスタマイズし、サーバーで提供される既定値を上書きできます。

デバイス情報設定はさまざまな方法で指定できます。プログラムでは Render メソッドを使用できます。URL によりレポートにアクセスする場合、URL パラメータとしてデバイス情報を指定できます。また、Reporting Services 構成ファイルのデバイス情報設定を編集し、表示パラメータをグローバルに指定することもできます。表示パラメータのグローバルな指定の詳細については、「RSReportServer.Config での表示拡張機能パラメータのカスタマイズ」を参照してください。

Render メソッドを使用してデバイス情報を渡す

表示拡張機能にデバイス情報設定を渡すには、Render(String, String, String%, String%, String%, array<Warning>[]()[][]%, array<String>[]()[][]%) メソッドを使用します。たとえば、HTML に表示するときに HTML 断片を作成するには、次の XML 文字列を Render メソッドに渡すことができます。

<DeviceInfo>
   <HTMLFragment>True</HTMLFragment>
</DeviceInfo>

レポートが HTML 断片として表示される場合、レポートの内容は TABLE 要素内に含まれ、HTML または BODY 要素は使用されません。HTML 断片を使用して、既存の HTML ドキュメントにレポートを組み込むことができます。HTML 出力のデバイス情報設定の詳細については、「HTML デバイス情報設定」を参照してください。

URL アクセスを使用してデバイス情報を渡す

URL アクセスを使用してデバイス情報設定を渡すこともできます。デバイス情報設定は URL パラメータとして渡されます。次の URL アクセス文字列をレポート サーバーに渡すと、HTML ビューア ツール バーなしで表示するレポートを生成できます。

http://<Server Name>/reportserver?/SampleReports/Sales Order Detail&rs:Command=Render&rs:Format=HTML4.0&rc:Toolbar=False

詳細については、「URL でのデバイス情報設定の指定」を参照してください。

このセクションの内容

トピック

説明

CSV デバイス情報設定

CSV 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。

Excel デバイス情報設定

Excel 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。

Word デバイス情報設定

Word 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。

HTML デバイス情報設定

HTML 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。

画像デバイス情報設定

IMAGE 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。

MHTML デバイス情報設定

MHTML 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。

PDF デバイス情報の設定

PDF 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。

XML デバイス情報設定

XML 表示出力に関連するデバイス情報設定について説明します。