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レポート履歴のプロパティの構成

レポート履歴は、過去に作成された同じレポートの一連のスナップショットで構成されます。レポート履歴のプロパティを設定して、レポート履歴の作成方法を決定したり、格納されるレポート スナップショットの数を制限したりすることができます。サーバー レベルまたは個々のレポートに対して、プロパティを設定できます。

  • レポート履歴のサーバー プロパティによって、レポート履歴に格納できるスナップショットの数の上限値を設定する既定値が決定されます。指定した数値は、既定の設定を使用するすべてのレポートに適用されます。

  • レポート履歴のレポート固有のプロパティは、サーバー レベルで設定された既定値よりも優先されます。レポート履歴の記憶域の制限に加え、レポート履歴の作成方法を決定するプロパティを設定できます。

レポート履歴の制限値の増減

レポート履歴の制限値を増減させて、レポート履歴で保持されるレポート スナップショットの数を指定できます。レポート スナップショット サイズは大きく変化する可能性があるため、サイズの制限を指定するためのガイドラインはありません。レポート履歴の制限値は、いつでも変更できます。レポート履歴が上限値に達すると、新しいスナップショットが追加されるときに、より古いスナップショットが削除されます。レポート履歴の制限値を低くした場合、その制限に従って、レポート サーバーからより古いスナップショットが削除されます。

レポート履歴を自動化するためのプロパティの構成

レポート履歴のプロパティを設定するには、レポート マネージャを使用します。レポート サーバー全体に適用されるグローバル プロパティは、保持するスナップショット数の制限の指定のみに使用されます。任意のレポートに対し、レポート履歴の生成方法を決定する [履歴] プロパティ ページで、プロパティを設定できます。次のオプションのうち、任意のオプションまたはすべてのオプションを設定できます。

  • ユーザーがレポート スナップショットを手動で生成できるようにするには、[履歴の手動作成を許可する] をクリックします。このオプションを有効にすると、[履歴] ページに [新しいスナップショット] ボタンが表示されます。ユーザーはそのボタンをクリックして、新しいスナップショットを作成できます。

  • レポート実行スナップショットのコピーを格納するには、[すべてのレポート実行スナップショットを履歴に格納する] をクリックします。レポート実行スナップショットは、構成の点ではレポート履歴スナップショットに類似していますが、無期限に保存されるのではなく、スケジュールされた間隔で更新される点が異なります。このオプションを有効にすると、作成されたレポート実行スナップショットのすべてのコピーを維持できます。

  • レポート スナップショットをレポート履歴に自動的に追加するには、[次のスケジュールを使用して、スナップショットをレポート履歴に追加する] をクリックし、特定の日時にレポート履歴スナップショットをキャプチャするスケジュールを定義します。