RSReportServer 構成ファイル
RSReportServer.config ファイルには、レポート マネージャ、レポート サーバー Web サービス、およびバックグラウンド処理で使用される設定が格納されます。すべての Reporting Services アプリケーションは、RSReportServer.config ファイルに格納された構成設定を読み取る単一のプロセス内で実行されます。このトピックでは、構成ファイル内の各要素について説明します。アプリケーションが実行されるコンテキストの詳細については、「サービスのアーキテクチャ (Reporting Services)」を参照してください。
ここでは、各設定を出現順に記載しています。このファイルの編集方法については、「Reporting Services の構成ファイルを変更する方法」を参照してください。
構成ファイルの構造
次の例は、RSReportServer.config ファイルの基本的な構造を示しています。最後に出現する太字の要素は追加のセクションです。この例では、XML 要素の構造をわかりやすく示すために縮小表示しています。以降、URLReservations、Authentication、Service、UI、Extensions の各設定について解説しています。直接参照するには、「Authentication」、「Service」、「UI」、「Extensions」、「URLReservations」の各リンクをクリックしてください。
<Configuration>
<Dsn></Dsn>
<ConnectionType>Default</ConnectionType>
<LogonUser></LogonUser>
<LogonDomain></LogonDomain>
<LogonCred></LogonCred>
<InstanceId></InstanceId>
<InstallationID>{00000000-0000-0000-0000-000000000001}</InstallationID>
<Add Key="SecureConnectionLevel" Value="0" />
<Add Key="CleanupCycleMinutes" Value="10" />
<Add Key="SQLCommandTimeoutSeconds" Value="60" />
<Add Key="MaxActiveReqForOneUser" Value="20" />
<Add Key="DatabaseQueryTimeout" Value="120" />
<Add Key="RunningRequestsScavengerCycle" Value="60" />
<Add Key="RunningRequestsDbCycle" Value="60" />
<Add Key="RunningRequestsAge" Value="30" />
<Add Key="MaxScheduleWait" Value="5" />
<Add Key="DisplayErrorLink" Value="true" />
<Add Key="WebServiceUseFileShareStorage" Value="false" />
<!-- <Add Key="WatsonFlags" Value="0x0430" /> full dump-->
<!-- <Add Key="WatsonFlags" Value="0x0428" /> minidump -->
<!-- <Add Key="WatsonFlags" Value="0x0002" /> no dump-->
<Add Key="WatsonFlags" Value="0x0428" />
<Add Key="WatsonDumpOnExceptions" Value="Microsoft.ReportingServices.Diagnostics.Utilities.InternalCatalogException,Microsoft.ReportingServices.Modeling.InternalModelingException" />
<Add Key="WatsonDumpExcludeIfContainsExceptions" Value="System.Data.SqlClient.SqlException,System.Threading.ThreadAbortException" />
<URLReservations></URLReservations> <Authentication></Authentication> <Service></Service> <UI></UI> <Extensions></Extensions>
</Configuration>
構成設定
次の表では、ファイルの最初の部分に出現する構成設定について説明します。構成ファイルに出現する順に、設定を示します。
設定 |
説明 |
---|---|
Dsn |
レポート サーバー データベースをホストするデータベース サーバーへの接続文字列を指定します。この値は、レポート サーバー データベースの作成時に、暗号化されて構成ファイルに追加されます。 |
ConnectionType |
レポート サーバーがレポート サーバー データベースへの接続に使用する資格情報のタイプを指定します。有効な値は、Default および Impersonate です。Default は、SQL Server のログインまたはサービス アカウントを使用してレポート サーバー データベースに接続するようにレポート サーバーを構成する場合に指定します。Impersonate は、レポート サーバーが Windows アカウントを使用してレポート サーバー データベースに接続する場合に指定します。 |
LogonUser、LogonDomain、LogonCred |
レポート サーバーがレポート サーバー データベースに接続するときに使用するドメイン アカウントのドメイン、ユーザー名、およびパスワードを格納します。LogonUser、LogonDomain、および LogonCred の値は、レポート サーバー接続がドメイン アカウントを使用するように構成されていると作成されます。レポート サーバー データベース接続の詳細については、「レポート サーバー データベース接続の構成」を参照してください。 |
InstanceID |
レポート サーバーのインスタンス用の識別子です。レポート サーバー インスタンスの名前は、SQL Server インスタンスの名前に基づいています。この値は、SQL Server のインスタンス名を指定します。既定値は MSRS10.<インスタンス名> です。この設定は変更しないでください。 |
InstallationID |
セットアップによって作成されるレポート サーバーのインストール用の識別子です。この値は GUID に設定されます。この設定は変更しないでください。 |
SecureConnectionLevel |
Web サービス呼び出しにおける SSL (Secure Sockets Layer) の使用レベルを指定します。この設定は、レポート サーバー Web サービスとレポート マネージャの両方で使用されます。Reporting Services 構成ツールで、HTTP または HTTPS を使用するように URL を構成すると、この値が設定されます。有効な値は、0 ~ 3 で、0 はセキュリティ レベルが最も低くなります。詳細については、「セキュリティで保護された Web サービス メソッドの使用」および「Secure Socket Layer (SSL) 接続用レポート サーバーの構成」を参照してください。 |
CleanupCycleMinutes |
レポート サーバー データベースから古いセッションと期限切れのスナップショットを削除するまでの保持期間を分単位で指定します。有効な値は、0 から整数型の最大値までです。既定値は 10 です。値を 0 に設定すると、データベースによる処理のクリーンアップが無効になります。 |
SQLCommandTimeoutSeconds |
この設定は使用されません。 |
MaxActiveReqForOneUser |
ユーザーが同時に処理できる最大レポート数を指定します。最大数に達すると、それ以降のレポート処理要求は拒否されます。有効値は、0 から整数型の最大値までです。既定値は 20 です。 要求の大半はきわめて迅速に処理されるため、1 人のユーザーが任意の時点で 20 より多くの接続を開くということはまずありません。ユーザーが 15 より多い処理集中型のレポートを同時に開く場合は、この値を増やす必要があります。 この設定は、SharePoint 統合モードで動作するレポート サーバーでは無視されます。サーバー モードの詳細については、「配置モードの計画」を参照してください。 |
DatabaseQueryTimeout |
レポート サーバー データベースへの接続がタイムアウトするまでの期間を秒単位で指定します。この値は、System.Data.SQLClient.SQLCommand.CommandTimeout プロパティに渡されます。有効な値の範囲は 0 ~ 2147483647 です。既定値は 120 です。値を 0 に設定することはお勧めできません。0 にすると待ち時間が無制限になります。 |
RunningRequestsScavengerCycle |
孤立し、期限の切れた要求を取り消す頻度を指定します。この値は秒単位で指定します。有効な値は、0 から整数型の最大値までです。既定値は 60 です。 |
RunningRequestsDbCycle |
レポート サーバーが実行中のジョブを評価する頻度を指定します。この評価の目的は、実行中のジョブがレポート実行のタイムアウト値を超えているかどうか、および、いつレポート マネージャの [ジョブの管理] ページに実行中のジョブ情報を表示するかを確認することです。この値は秒単位で指定します。有効な値の範囲は 0 ~ 2147483647 です。既定値は 60 です。 |
RunningRequestsAge |
実行中のジョブの状態を新規から実行中に変更するまでの間隔を秒単位で指定します。有効な値の範囲は 0 ~ 2147483647 です。既定値は 30 です。 |
MaxScheduleWait |
次の実行時刻が要求されたときに、レポート サーバー Windows サービスが SQL Server エージェント サービスによるスケジュールの更新を待機する期間を秒単位で指定します。有効な値の範囲は 0 ~ 2147483647 です。既定値は 5 です。 |
DisplayErrorLink |
エラーが発生した場合に Microsoft ヘルプとサポート サイトへのリンクを表示するかどうかを示します。このリンクはエラー メッセージに表示されます。該当するリンクをクリックすることで、サイト上の最新のエラー メッセージの内容を表示できます。有効な値は、True (既定) および False です。 |
WebServiceuseFileShareStorage |
キャッシュされたレポート、およびユーザー セッション中にレポート サーバー Web サービスにより作成された一時スナップショットをファイル システムに格納するかどうかを指定します。有効な値は、True および False (既定) です。値を False に設定すると、一時データは reportservertempdb データベースに格納されます。 |
WatsonFlags |
Microsoft にレポートを送信するエラー状態をログに記録する情報量を指定します。 |
WatsonDumpOnExceptions |
エラー ログでレポートする例外のリストを指定します。特定の問題が繰り返し発生するような場合は、この設定を使って分析に必要な情報のダンプを作成し、Microsoft に送信することができます。ダンプを作成するとパフォーマンスに悪影響が生じるため、問題を診断するとき以外は、この設定を変更しないでください。 |
WatsonDumpExcludeIfContainsExceptions |
エラー ログでレポートしない例外のリストを指定します。問題を診断するときに、特定の例外についてはダンプが作成されないように設定できます。 |
URLReservations (RSReportServer.config ファイル)
URLReservations は、現在のインスタンスについて、レポート サーバー Web サービスおよびレポート マネージャへの HTTP アクセスを定義します。URL は、レポート サーバーの構成時に予約されて HTTP.SYS に格納されます。
URL 予約を構成ファイル内で直接編集することは避けてください。URL 予約を作成または変更する場合は、必ず Reporting Services 構成ツールまたはレポート サーバー WMI プロバイダを使用します。構成ファイルで値を変更すると、予約が破損して実行時にサーバー エラーが発生する場合や、HTTP.SYS 内に予約が取り残されて、ソフトウェアをアンインストールしても削除されなくなる場合があります。詳細については、「レポート サーバーの URL の構成」および「構成ファイル内の URL (Reporting Services)」を参照してください。
URLReservations は省略可能な要素です。この要素が RSReportServer.config ファイルに存在しない場合、サーバーが構成されていない可能性があります。指定されている場合、AccountName を除くすべての子要素が必要となります。
設定 |
説明 |
---|---|
Application |
Reporting Services アプリケーションの設定を格納します。 |
Name |
Reporting Services アプリケーションを指定します。有効な値は ReportServerWebService または ReportManager です。 |
VirtualDirectory |
アプリケーションの仮想ディレクトリ名を指定します。 |
URLs、URL |
アプリケーションの 1 つまたは複数の URL 予約を格納します。 |
UrlString |
HTTP.SYS の有効な URL 構文を指定します。構文の詳細については、「URL 予約構文 (Reporting Services)」を参照してください。 |
AccountSid |
URL 予約の作成対象となったアカウントのセキュリティ ID (SID) を指定します。これは、Report Server サービスの実行に使用されているアカウントである必要があります。SID がサービス アカウントと一致しない場合、レポート サーバーが、その URL で要求をリッスンできない場合があります。 |
AccountName |
AccountSid に対応するわかりやすいアカウント名を指定します。実際に使用されることはありませんが、URL 予約に使用されたアカウントのサービス アカウントを容易に判別できるようにファイルに表示されます。 |
Authentication (RSReportServer.config ファイル)
Authentication は、レポート サーバーで使用できる認証の種類 (複数可) を指定します。既定の設定および値は、このセクションで定義できる設定と値のサブセットです。既定の設定のみが自動的に追加されます。他の設定を追加するには、テキスト エディタを使用して RSReportServer.config ファイルに要素構造を追加し、値を設定する必要があります。
既定値には RSWindowsNegotiate と RSWindowsNTLM が含まれており、EnableAuthPersistance は True に設定されます。
<Authentication>
<AuthenticationTypes>
<RSWindowsNegotiate/>
<RSWindowsNTLM/>
</AuthenticationTypes>
<EnableAuthPersistence>true</EnableAuthPersistence>
</Authentication>
その他の値はすべて手動で追加する必要があります。詳細と例については、「Reporting Services での認証の構成」を参照してください。
設定 |
説明 |
---|---|
AuthenticationTypes |
1 つまたは複数の認証の種類を指定します。有効値は RSWindowsNegotiate、RSWindowsKerberos、RSWindowsNTLM、RSWindowsBasic、および Custom です。 RSWindows タイプと Custom は、相互に排他的です。 RSWindowsNegotiate、RSWindowsKerberos、RSWindowsNTLM、および RSWindowsBasic は累積的に設定されるため、前述の既定値の例に示したように組み合わせて指定することができます。 認証の種類が異なる複数のクライアント アプリケーションまたはブラウザから要求を受け取る場合は、認証の種類を複数指定する必要があります。 RSWindowsNTLM は削除しないでください。削除した場合、サポートされるブラウザの種類が制限されます。詳細については、「ブラウザ サポートの計画」を参照してください。 |
RSWindowsNegotiate |
レポート サーバーは、Kerberos または NTLM のいずれかのセキュリティ トークンを受け付けます。これは、レポート サーバーがネイティブ モードで実行され、サービス アカウントが Network Service である場合の既定の設定です。レポート サーバーがネイティブ モードで実行され、サービス アカウントがドメイン ユーザー アカウントとして構成されている場合、この設定は省略されます。 レポート サーバー サービス アカウントに対してドメイン アカウントが構成されており、レポート サーバーに対してサービス プリンシパル名 (SPN) が構成されていない場合、この設定により、ユーザーがサーバーにログオンできないことがあります。 |
RSWindowsNTLM |
サーバーは、NTLM のセキュリティ トークンを受け付けます。 この設定を削除した場合、サポートされるブラウザの種類が制限されます。詳細については、「ブラウザ サポートの計画」を参照してください。 |
RSWindowsKerberos |
サーバーは、Kerberos のセキュリティ トークンを受け付けます。 制約付き権限借用の認証スキームで Kerberos 認証を使用する場合は、この設定か RSWindowsNegotiate を使用してください。 |
RSWindowsBasic |
サーバーは基本資格情報を受け付けます。資格情報なしで接続が試みられた場合、チャレンジ/レスポンスを発行します。 基本認証では、HTTP 要求において、資格情報がクリア テキストで渡されます。基本認証を使用する場合は、レポート サーバーとの間でやり取りされるネットワーク トラフィックを SSL で暗号化してください。Reporting Services で基本認証を構成するための構文例については、「Reporting Services での認証の構成」を参照してください。 |
Custom |
レポート サーバー コンピュータにカスタム セキュリティ拡張機能を配置した場合は、この値を指定します。詳細については、「セキュリティ拡張機能の実装」を参照してください。 |
LogonMethod |
この値は、RSWindowsBasic におけるログオンの種類を指定します。RSWindowsBasic を指定した場合、この値は省略できません。有効な値は 2 または 3 で、それぞれ次の意味になります。 2 = ネットワーク ログオン。プレーンテキスト パスワードを認証する高パフォーマンス サーバー向けです。 3 = クリア テキスト ログオン。各 HTTP 要求と一緒に送信される認証パッケージにログオン資格情報が保持されます。これにより、ネットワーク内の他のサーバーに接続する際に、サーバーがユーザーの権限を借用できます。
注意
値 0 (対話型ログオン) と 値 1 (バッチ ログオン) は、SQL Server 2008Reporting Services ではサポートされません。
|
Realm |
この値は、RSWindowsBasic で使用されます。組織内の保護されたリソースへのアクセスを制御するための承認機能や認証機能を含んだリソース パーティションを指定します。 |
DefaultDomain |
この値は、RSWindowsBasic で使用されます。サーバーがユーザーを認証する際のドメインを決定するために使用されます。この値はオプションです。ただし、省略した場合、レポート サーバーでは、コンピュータ名がドメインとして使用されます。レポート サーバーをドメイン コントローラにインストールした場合、そのコンピュータによって制御されるドメインを指定します。 |
EnableAuthPersistance |
要求ごとに接続の認証を実行するかどうかを指定します。 有効な値は、True (既定値) または False です。True に設定した場合、同じ接続の 2 回目以降の要求は、最初の要求の権限借用コンテキストと見なされます。 プロキシ サーバー ソフトウェア (ISA Server など) を使用してレポート サーバーにアクセスする場合は、この値を False に設定する必要があります。プロキシ サーバーを使用すると、プロキシ サーバーからの単一接続を複数のユーザーが使用できるようになります。このシナリオでは、認証の永続化を無効にして、各ユーザー要求が個別に認証されるようにする必要があります。EnableAuthPersistance を False に設定しなかった場合、すべてのユーザーが、最初の要求の権限借用コンテキストで接続するようになります。 |
Service (RSReportServer.config ファイル)
Service は、サービス全体に適用されるアプリケーション設定を指定します。サービスの内部コンポーネントの詳細については、「サービスのアーキテクチャ (Reporting Services)」を参照してください。
設定 |
説明 |
---|---|
IsSchedulingService |
Reporting Services ユーザーによって作成されたスケジュールおよびサブスクリプションに対応する一連の SQL Server エージェント ジョブをレポート サーバーが維持するかどうかを指定します。有効な値は、True (既定) および False です。 ポリシー ベースの管理の [Reporting Services のセキュリティ構成] ファセットを使用して Reporting Services の機能を有効または無効にすると、この設定に影響します。詳細については、「レポート サーバー サービスの開始と停止」を参照してください。 |
IsNotificationService |
レポート サーバーが通知および配信を処理するかどうかを指定します。有効な値は、True (既定) および False です。この値が False の場合、サブスクリプションは配信されません。 ポリシー ベースの管理の [Reporting Services のセキュリティ構成] ファセットを使用して Reporting Services の機能を有効または無効にすると、この設定に影響します。詳細については、「レポート サーバー サービスの開始と停止」を参照してください。 |
IsEventService |
サービスがイベント キュー内のイベントを処理するかどうかを指定します。有効な値は、True (既定) および False です。この値が False の場合、レポート サーバーは、スケジュールまたはサブスクリプションの処理を実行しません。 ポリシー ベースの管理の [Reporting Services のセキュリティ構成] ファセットを使用して Reporting Services の機能を有効または無効にすると、この設定に影響します。詳細については、「レポート サーバー サービスの開始と停止」を参照してください。 |
PollingInterval |
レポート サーバーによるイベント テーブルへのポーリング間隔を、秒単位で指定します。有効な値は、0 から整数型の最大値までです。既定値は 10 です。 |
WindowsServiceUseFileShareStorage |
キャッシュされたレポート、およびユーザー セッション中にレポート サーバー サービスにより作成された一時スナップショットをファイル システムに格納するかどうかを指定します。有効な値は、True および False (既定) です。 |
MemorySafetyMargin |
WorkingSetMaximum を上限として、メモリ圧迫の度合いを中レベルと低レベルに分けたとき、その境界を定義するパーセンテージを指定します。既定値は 80 です。WorkingSetMaximum および使用可能なメモリの構成の詳細については、「レポート サーバー アプリケーションで利用可能なメモリの構成」を参照してください。 |
MemoryThreshold |
WorkingSetMaximum を上限として、メモリ圧迫の度合いを高レベルと中レベルに分けたとき、その境界を定義するパーセンテージを指定します。既定値は 90 です。この値は、MemorySafetyMargin で設定する値より大きくする必要があります。詳細については、「レポート サーバー アプリケーションで利用可能なメモリの構成」を参照してください。 |
RecycleTime |
アプリケーション ドメインのリサイクル時間を分単位で指定します。有効な値は、0 から整数型の最大値までです。既定値は 720 です。 |
MaxAppDomainUnloadTime |
リサイクル中に、アプリケーション ドメインがアンロードを許可される間隔を指定します。この間にリサイクルが完了しない場合、アプリケーション ドメインのすべての処理が停止します。詳細については、「レポート サーバー アプリケーションのアプリケーション ドメイン」を参照してください。 この値は分単位で指定します。有効な値は、0 から整数型の最大値までです。既定値は 30 です。 |
MaxQueueThreads |
レポート サーバー Windows サービスがサブスクリプションと通知を同時に処理するために使用するスレッド数を指定します。有効な値は、0 から整数型の最大値までです。既定値は 0 です。0 を選択した場合は、レポート サーバーによってスレッドの最大数が決定されます。整数を指定した場合は、指定した値が、一度に作成できるスレッド数の上限に設定されます。レポート サーバー Windows サービスがプロセスを実行するためにメモリをどのように管理するかについては、「レポート サーバー アプリケーションで利用可能なメモリの構成」を参照してください。 |
UrlRoot |
電子メール サブスクリプションやファイル共有サブスクリプションで配信されたレポート用の URL を構築するために、レポート サーバーの配信拡張機能で使用されます。パブリッシュされたレポートが置かれているレポート サーバーの有効な URL アドレスを指定する必要があります。レポート サーバーは、この設定を使って、オフライン アクセスまたは自動アクセスに必要な URL を生成します。これらの URL は、エクスポートされたレポートで使用されるほか、配信拡張機能が、リンクや電子メールなど、配信メッセージに追加される URL を構築する際に使用されます。 レポート サーバーは、次のようにして、レポート内の URL を決定します。
|
UnattendedExecutionAccount |
レポートを実行するために、レポート サーバーで使用されるユーザー名、パスワード、およびドメインを指定します。これらの値は暗号化されます。これらの値を設定するには、Reporting Services 構成ツールまたは rsconfig ユーティリティを使用します。詳細については、「自動実行アカウントの構成」を参照してください。 |
PolicyLevel |
セキュリティ ポリシーの構成ファイルを指定します。有効な値は Rssrvrpolicy.config です。詳細については、「Reporting Services セキュリティ ポリシー ファイルの使用」を参照してください。 |
IsWebServiceEnabled |
レポート サーバー Web サービスが SOAP および URL アクセス要求に応答するかどうかを指定します。ポリシー ベースの管理の [Reporting Services のセキュリティ構成] ファセットを使用してサービスを有効または無効にすると、この値が設定されます。 |
IsReportManagerEnabled |
レポート サーバー上でレポート マネージャ アプリケーションを使用できるかどうかを指定します。有効な値は、True (既定値) および False です。この値を True に設定すると、レポート マネージャが使用可能になります。ただし、使用するには、あらかじめ Report Manager の URL 予約を構成しておく必要があります。 |
FileShareStorageLocation |
一時スナップショットの格納先となるファイル システム上のフォルダを 1 つ指定します。UNC パスとしてフォルダ パスを指定することはできますが、これはお勧めできません。既定値は、c:\program files\Microsoft SQL Server\ MSRS10.<instance_name>\Reporting Services\RSTempFiles です。 |
IsRdceEnabled |
RDCE (Report Definition Customization Extension) が有効かどうかを指定します。有効値は True および False です。 |
UI (RSReportServer.config ファイル)
UI は、レポート マネージャ アプリケーションに適用される構成設定を指定します。
設定 |
説明 |
---|---|
ReportServerUrl |
レポート マネージャの接続先となるレポート サーバーの URL を指定します。この値は、レポート マネージャを他のインスタンス上またはリモート コンピュータ上のレポート サーバーに接続する場合にのみ変更します。詳細については、「レポート マネージャを構成する方法」を参照してください。 |
ReportBuilderTrustLevel |
この値は変更しないでください。この値を構成することはできません。SQL Server 2008Reporting Services では、レポート ビルダが FullTrust でのみ実行されます。これらの信頼レベルの詳細については、「レポート ビルダ 1.0 の起動」を参照してください。部分信頼モードの廃止の詳細については、「SQL Server Reporting Services で廃止された機能」を参照してください。 |
PageCountMode |
レポート マネージャでのみ使用されます。この設定は、レポート サーバーでページ数の値をレポートの表示前に計算するか、表示中に計算するかを指定します。有効な値は、Estimate (既定値) および Actual です。ユーザーがレポートを閲覧している間にページ数情報を計算する場合は、Estimate を使用します。ページ数の初期値は 2 (現在のページの他にもう 1 ページ) で、ユーザーがレポートを読み進める間にページ数が調整されます。ページ数をレポートが表示される前に計算する場合は、Actual を使用します。Actual は、旧バージョンとの互換性を確保するために提供されています。PageCountMode を Actual に設定した場合、有効なページ数を取得する関係上、レポート全体を処理する必要があるため、レポートが表示されるまでの待ち時間が長くなる点に注意してください。 |
Extensions (RSReportServer.config ファイル)
Extensions は、Reporting Services 環境に対する以下の拡張モジュールの構成設定を指定します。
配信拡張機能
DeliveryUI 拡張機能
表示拡張機能
データ処理拡張機能
セマンティック クエリ拡張機能 (内部使用のみ)
モデル生成拡張機能 (内部使用のみ)
セキュリティ拡張機能
認証拡張機能
イベント処理拡張機能 (内部使用のみ)
レポート定義カスタマイズ拡張機能
上記の一部の拡張機能は、厳密には内部的にのみレポート サーバーによって使用されます。内部使用のみを目的とした拡張機能の構成設定には触れません。以降のセクションでは、既定の拡張機能の構成設定について説明します。カスタム拡張機能を備えたレポート サーバーを使用している場合、実際の構成ファイルには、ここに記載されていない設定が含まれている可能性もあります。このセクションでは、各拡張機能を出現順に列挙しています。同じ種類の複数の拡張機能で繰り返し出現する設定については、一度だけ記載するものとします。
Delivery
レポートの配信時にサブスクリプションによって使用される、既定 (またはカスタム) の配信拡張機能を指定します。RSReportServer.config ファイルには、4 つの配信拡張機能 (レポート サーバーの電子メール、ファイル共有配信、SharePoint 統合モードで動作するレポート サーバー用のレポート サーバー ドキュメント ライブラリ、レポートを事前にキャッシュする NULL 配信プロバイダ) に対応したアプリケーション設定が含まれています。配信拡張機能の詳細については、「サブスクリプションと配信 (Reporting Services)」を参照してください。
Extension Name、MaxRetries、SecondsBeforeRetry、Configuration の各設定は、すべての配信拡張機能に存在します。まず、これらの共通の設定について説明します。それぞれの拡張機能に固有の設定については、2 つ目以降の表を参照してください。
設定 |
説明 |
---|---|
Extension Name |
配信拡張機能のフレンドリ名とアセンブリを指定します。この値は変更しないでください。 |
MaxRetries |
1 回で配信できなかった場合に、レポート サーバーが再試行を行う回数を指定します。既定値は 3 です。 |
SecondsBeforeRetry |
再試行の間隔 (秒) を指定します。既定値は 900 です。 |
Configuration |
各配信拡張機能に固有の構成設定が含まれます。 |
ファイル共有配信の構成設定
ファイル共有配信では、アプリケーション ファイル形式でエクスポートされたレポートが、ネットワーク上の共有フォルダに送信されます。詳細については、「Reporting Services でのファイル共有の配信」を参照してください。
設定 |
説明 |
---|---|
ExcludedRenderFormats、RenderingExtension |
ファイル共有配信でうまく使用できないエクスポート形式を意図的に除外する場合に使用します。HTMLOWC、RGDI、Null の各配信拡張機能が除外されます。通常、これらの形式は、対話型のレポートやプレビューに使用されるほか、レポートを事前にキャッシュする場合に使用されます。デスクトップ アプリケーションから簡単に閲覧できるアプリケーション ファイルは生成されません。 |
レポート サーバーの電子メールの構成設定
レポート サーバーの電子メールでは、SMTP ネットワーク デバイスを使用して、レポートを電子メール アドレスに送信します。使用するには、この配信拡張機能があらかじめ構成されている必要があります。詳細については、「電子メール配信用のレポート サーバーの構成」および「Reporting Services の電子メール配信」を参照してください。
設定 |
説明 |
---|---|
SMTPServer |
リモート SMTP サーバーまたは転送サーバーのアドレスを示す文字列値を指定します。この値は、リモート SMTP サービスに対して必要です。IP アドレス、企業イントラネット上のコンピュータの UNC 名、または完全修飾ドメイン名を使用できます。 |
SMTPServerPort |
メールを送信するために SMTP サービスで使用されるポートを示す整数値を指定します。通常、ポート 25 が電子メールの送信に使用されます。 |
SMTPAccountName |
Microsoft Outlook Express のアカウント名を割り当てる文字列値が含まれています。SMTP サーバーがなんらかの処理にこのアカウントを使用するよう構成されている場合に、この値を設定できます。それ以外の場合は、空のままにしてください。From を使用して、レポートの送信に使用される電子メール アカウントを指定します。 |
SMTPConnectionTimeout |
SMTP サービスを使用した有効なソケット接続に対する、タイムアウトまでの秒単位の待ち時間を示す整数値を指定します。既定値は 30 秒ですが、SendUsing が 2 に設定されている場合、この値は無視されます。 |
SMTPServerPickupDirectory |
ローカル SMTP サービス用のピックアップ ディレクトリを示す文字列値を指定します。この値には、完全修飾のローカル フォルダ パス (たとえば、d:\rs-emails) を指定する必要があります。 |
SMTPUseSSL |
ネットワークを介した SMTP メッセージの送信時に SSL (Secure Sockets Layer) を使用するよう設定できる、ブール値を指定します。既定値は 0 (または False) です。この設定は、SendUsing 要素が 2 に設定されている場合に使用できます。 |
SendUsing |
メッセージの送信に使用する方法を指定します。以下の値が有効です。 1 = ローカル SMTP サービスのピックアップ ディレクトリからメッセージを送信します。 2 = ネットワークの SMTP サービスからメッセージを送信します。 |
SMTPAuthenticate |
TCP/IP 接続経由での SMTP サービスへのメッセージ送信に使用する認証の種類を示す整数値を指定します。以下の値が有効です。 0 = 認証を行いません。 1 = (サポートされていません)。 2 = NTLM (NT LanMan) 認証を行います。ネットワーク SMTP サーバーへの接続には、レポート サーバー Windows サービスのセキュリティ コンテキストが使用されます。 |
From |
レポートの送信元の電子メール アドレスを、abc@host.xyz 形式で指定します。アドレスは、送信する電子メール メッセージの [差出人] 行に表示されます。リモート SMTP サーバーを使用している場合に、この値が必要です。メールを送信する権限を持つ有効な電子メール アカウントを指定する必要があります。 |
EmbeddedRenderFormats、RenderingExtension |
電子メール メッセージ本文内のレポートのカプセル化に使用する表示形式を指定します。続いて、レポート内の画像がレポートに埋め込まれます。有効な値は、MHTML および HTML4.0 です。 |
PrivilegedUserRenderFormats |
"すべてのサブスクリプションを管理" タスクを使用してサブスクライブが有効になっている場合に、ユーザーがレポートのサブスクリプション用に選択できる表示形式を指定します。この値が設定されていない場合は、意図的に除外されたものを除く、すべての表示形式を使用できます。 |
ExcludedRenderFormats、RenderingExtension |
指定の配信拡張機能で適切に処理されない形式を意図的に除外します。既定では、電子メール配信とファイル共有配信に対し、HTMLOWC、RGDI、および Null 配信拡張機能は除外されます。同じ表示拡張機能の複数のインスタンスは除外できません。複数のインスタンスを除外すると、レポート サーバーが構成ファイルを読み取るときにエラーが発生します。 |
SendEmailToUserAlias |
この値は、DefaultHostName と連動します。 SendEmailToUserAlias を True に設定すると、個々のサブスクリプションを定義したユーザーが、レポートの受信者として自動的に指定されます。[宛先] フィールドは非表示になります。この値が False に設定されている場合、[宛先] フィールドが表示されます。レポートの配信を最大限に制御する場合は、この値を True に設定します。有効な値は次のとおりです。 True = サブスクリプションを作成しているユーザーの電子メール アドレスが使用されます。これは既定値です。 False = 任意の電子メール アドレスを指定できます。 |
DefaultHostName |
この値は、SendEmailToUserAlias と連動します。 SendEmailToUserAlias が True に設定されている場合に、ホスト名を示す文字列値を指定して、ユーザーの別名に追加します。この値には、ドメイン ネーム システム (DNS) 名または IP アドレスを指定できます。 |
PermittedHosts |
電子メール配信を受信できるホストを明示的に指定することにより、レポートの配信を制限します。PermittedHosts 内で、各ホストは HostName 要素として指定されます。この値は、IP アドレスまたは DNS 名のいずれかです。 ホストに定義された電子メール アカウントのみが、有効な受信者です。DefaultHostName を指定した場合、そのホストが PermittedHosts の HostName 要素として含まれていることを確認してください。この値は、1 つ以上の DNS 名または IP アドレスである必要があります。既定では、この値は設定されていません。値が設定されていない場合は、電子メール化されたレポートを受信できるユーザーは制限されません。 |
レポート サーバー ドキュメント ライブラリ
レポート サーバー ドキュメント ライブラリでは、アプリケーション ファイル形式にエクスポートされたレポートがドキュメント ライブラリに送信されます。この配信拡張機能を使用できるのは、SharePoint 統合モードで実行するように構成されたレポート サーバーだけです。詳細については、「Reporting Services での SharePoint ライブラリへの配信」を参照してください。
設定 |
説明 |
---|---|
ExcludedRenderFormats、RenderingExtension |
ドキュメント ライブラリ配信でうまく使用できないエクスポート形式を意図的に除外する場合に使用します。HTMLOWC、RGDI、Null の各配信拡張機能が除外されます。通常、これらの形式は、対話型のレポートやプレビューに使用されるほか、レポートを事前にキャッシュする場合に使用されます。デスクトップ アプリケーションから簡単に閲覧できるアプリケーション ファイルは生成されません。 |
NULL
NULL 配信プロバイダは、個々のユーザー用にあらかじめ生成されたレポートを事前にキャッシュに格納しておく場合に使用します。この配信拡張機能には構成設定はありません。詳細については、「Reporting Services でのレポートのキャッシュ」を参照してください。
DeliveryUI
レポート マネージャで個別のサブスクリプションを定義する際に使用されるサブスクリプション定義ページに表示されるユーザー インターフェイス コンポーネントを含んだ配信拡張機能を指定します。ユーザー定義のオプションを持ったカスタム配信拡張機能を作成して配置する場合、レポート マネージャを使用する必要がある場合は、その配信拡張機能をこのセクションに登録する必要があります。既定では、レポート サーバーの電子メールおよびレポート サーバーのファイル共有の構成設定が存在します。このセクションには、データ ドリブン サブスクリプションまたは SharePoint アプリケーション ページでのみ使用される配信拡張機能の設定は存在しません。
設定 |
説明 |
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DefaultDeliveryExtension |
サブスクリプション定義ページの配信の種類一覧で、どの配信拡張機能を先頭に表示するかを決定します。この設定は 1 つの配信拡張機能だけが保持できます。有効な値は、True または False です。この値を True に設定した場合、その拡張機能が既定で選択されます。 |
Configuration |
配信拡張機能の構成オプションを指定します。配信拡張機能ごとに、既定の表示形式を設定できます。有効な値は、rsreportserver.config ファイルの表示セクションに記述されている表示拡張機能の名前です。 |
DefaultRenderingExtension |
配信拡張機能が既定かどうかを指定します。"レポート サーバーの電子メール" は、既定の配信拡張機能です。有効な値は、True または False です。複数の拡張機能の値が True の場合、最初の拡張機能が既定の拡張機能と見なされます。 |
Render
レポート プレゼンテーションで使用される、既定 (またはカスタム) の表示拡張機能を指定します。既定の表示拡張機能には、XML、NULL、CSV、PDF、RGDI、HTML4.0、MHTML、EXCEL、RPL、および IMAGE があります。<Render> 要素の <Extension> 子要素の属性の詳細については、「表示拡張機能の配置」を参照してください。カスタム表示拡張機能を配置する場合以外は、このセクションを変更しないでください。詳細については、「表示拡張機能の実装」を参照してください。
Data
クエリの処理に使用される、既定 (またはカスタム) のデータ処理拡張機能を指定します。既定のデータ処理拡張機能には、SQL、OLEDB、OLEDB-MD、ORACLE、ODBC、XML、SAPBW、ESSBASE、SSIS、および SAP があります。カスタム データ処理拡張機能を追加する場合以外は、このセクションを変更しないでください。詳細については、「データ処理拡張機能の実装」を参照してください。既定では RSReportServer.config ファイルに指定されていない "定番の" データ処理拡張機能を使用するようにレポート サーバーを構成する方法については、「Reporting Services でのデータ処理拡張機能の構成」を参照してください。
Semantic Query
レポート モデルの処理に使用するセマンティック クエリ処理拡張機能を指定します。Reporting Services に含まれるセマンティック クエリ処理拡張機能では、SQL Server リレーショナル データ、Oracle、および Analysis Services の多次元データをサポートしています。このセクションは変更しないでください。クエリ処理は拡張できません。
ModelGeneration
レポート サーバーにパブリッシュされた既存の共有データ ソースからレポート モデルを作成するためのモデル生成拡張機能を指定します。SQL Server リレーショナル データ、Oracle、および Analysis Services の多次元データ ソースのモデルを生成できます。このセクションは変更しないでください。モデル生成は拡張できません。
Security
Reporting Services によって使用される承認コンポーネントを指定します。このコンポーネントは、RSReportServer.config ファイルの Authentication 要素に登録されている認証拡張機能で使用されます。カスタム認証拡張機能を実装する場合以外は、このセクションを変更しないでください。カスタム セキュリティ機能の追加の詳細については、「セキュリティ拡張機能の実装」を参照してください。承認の詳細については、「Reporting Services での承認」を参照してください。
Authentication
レポート サーバーによって使用される、既定およびカスタムの認証拡張機能を指定します。既定の拡張機能は、Windows 認証に基づいています。カスタム認証拡張機能を実装する場合以外は、このセクションを変更しないでください。Reporting Services における認証の詳細については、「Reporting Services での認証」および「Reporting Services での認証の構成」を参照してください。カスタム セキュリティ機能の追加の詳細については、「セキュリティ拡張機能の実装」を参照してください。
EventProcessing
既定のイベント ハンドラを指定します。このセクションは変更しないでください。このセクションは拡張できません。
ReportDefinitionCustomization
レポート定義を変更するカスタム拡張機能の名前と種類を指定します。レポート定義カスタマイズ拡張機能 (RDCE) の詳細については、「レポート サーバーのプログラミングにおける新機能」を参照してください。