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作業 2: パッケージ構成の有効化と構成

この実習では、パッケージ構成ウィザードを使用して、パッケージ構成を有効にします。ここでは、Foreach ループ コンテナの Directory プロパティの構成設定が記述された XML 構成ファイルを生成します。Directory プロパティの値は、実行時に更新できる新しいパッケージ レベル変数を使って指定します。また、テスト時に使用する新しいサンプル データを作成します。

Directory プロパティにマップする新しいパッケージ レベル変数を作成するには

  1. SSIS デザイナで、[制御フロー] タブの背景をクリックします。これにより、作成する変数のスコープがこのパッケージに限定されます。

  2. [SSIS] メニューの [変数] をクリックします。

  3. [変数] ウィンドウで、[変数の追加] アイコンをクリックします。

  4. [名前] ボックスに「varFolderName」と入力します。

    重要な注意事項重要

    変数名では大文字と小文字が区別されます。

  5. [スコープ] ボックスにパッケージの名前 (Lesson 3) が表示されていることを確認します。

  6. varFolderName 変数の [データ型] ボックスの値を [String] に設定します。

  7. [制御フロー] タブに戻り、[Foreach File in Folder] コンテナをダブルクリックします。

  8. [Foreach ループ エディタ][コレクション] ページで、[Expressions] をクリックし、参照ボタン ([...]) をクリックします。

  9. [プロパティ式エディタ] で、[プロパティ] ボックスの一覧内をクリックして [Directory] をクリックします。

  10. [式] ボックスで、参照ボタン ([...]) をクリックします。

  11. [式ビルダ] で [変数] フォルダを展開し、User::varFolderName 変数を [式] ボックスへドラッグします。

  12. [OK] をクリックして [式ビルダ] を閉じます。

  13. [OK] をクリックして [プロパティ式エディタ] を閉じます。

パッケージ構成を有効にするには

  1. SSIS デザイナで、[制御フロー] タブの背景をクリックします。

  2. [SSIS] メニューの [パッケージ構成] をクリックします。

  3. [パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスで [パッケージの構成を有効にする] をクリックし、[追加] をクリックします。

  4. パッケージ構成ウィザードの初期画面で、[次へ] をクリックします。

  5. [構成の種類の選択] ページで、[構成の種類][XML 構成ファイル] に設定されていることを確認します。

  6. [構成の種類の選択] ページで [参照] をクリックします。

  7. [構成ファイルの場所の選択] ダイアログ ボックスが開きます。既定の場所はプロジェクト フォルダです。

  8. [構成ファイルの場所の選択] ダイアログ ボックスで、[ファイル名] に「SSISTutorial」と入力し、[保存] をクリックします。

  9. [構成の種類の選択] ページで [次へ] をクリックします。

  10. [エクスポートするプロパティの選択] ページの [オブジェクト] ペインで、[変数][varFolderName][Properties] の順に展開し、[Value] チェック ボックスをオンにします。

  11. [エクスポートするプロパティの選択] ページで [次へ] をクリックします。

  12. [ウィザードの完了] ページで、作成した構成の構成名を入力します。たとえば、「SSIS Tutorial Directory configuration」と入力します。ここに入力した構成名が [パッケージ構成オーガナイザ] ダイアログ ボックスに表示されます。

  13. [完了] をクリックします。

  14. [閉じる] をクリックします。

  15. SSISTutorial.dtsConfig という名前の構成ファイルが作成されます。この構成ファイルには、変数の value に対応する構成設定が含まれています。また、この変数値により、列挙子の Directory プロパティが設定されます。

    注意注意

    通常、構成ファイルにはパッケージのプロパティに関する複雑な情報が含まれていますが、このチュートリアルでは、[User::varFolderName].Properties[Value] という情報のみを使用します。

新しいサンプル データ フォルダを作成して、データを取り込むには

  1. Windows エクスプローラで、ドライブのルート レベル (C:\ など) に新しいフォルダを作成します。このフォルダには「New Sample Data」という名前を付けてください。

  2. C:\Program Files\Microsoft SQL Server\100\Samples\Integration Services\Tutorial\Creating a Simple ETL Package\Sample Data フォルダを開き、任意のサンプル ファイルを 3 つ選んでコピーします。

  3. コピーしたファイルを New Sample Data フォルダに貼り付けます。

このレッスンの次の作業

作業 3: Directory プロパティの構成値の変更

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