sp_browsesnapshotfolder (Transact-SQL)
パブリケーションに対して生成された最新のスナップショットの完全なパスを返します。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。
構文
sp_browsesnapshotfolder [@publication= ] 'publication'
{ [ , [ @subscriber = ] 'subscriber' ]
[ , [ @subscriber_db = ] 'subscriber_db' ] }
引数
[ @publication=] 'publication'
このアーティクルを含むパブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。[ @subscriber=] 'subscriber'
サブスクライバの名前を指定します。subscriber のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。[ @subscriber_db=] 'subscriber_db'
サブスクリプション データベースの名前を指定します。subscriber_db のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
結果セット
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
snapshot_folder |
nvarchar(512) |
スナップショット ディレクトリの完全なパス。 |
説明
sp_browsesnapshotfolder は、スナップショット レプリケーションおよびトランザクション レプリケーションで使用します。
subscriber フィールドと subscriber_db フィールドを NULL のままにした場合は、パブリケーションで最も最近検出されたスナップショットのスナップショット フォルダが返されます。subscriber フィールドと subscriber_db フィールドを指定した場合は、指定したサブスクリプションのスナップショット フォルダが返されます。パブリケーションに対するスナップショットが生成されていない場合は、空の結果セットが返されます。
パブリケーションが、パブリッシャの作業ディレクトリとパブリッシャのスナップショット フォルダの両方にスナップショット ファイルを生成するようにセットアップされている場合、結果セットには 2 行のデータが含まれます。第 1 の行にはパブリケーションのスナップショット フォルダが含まれ、第 2 の行にはパブリッシャの作業ディレクトリが含まれます。sp_browsesnapshotfolder は、スナップショット ファイルが生成されるディレクトリを確認する場合に利用できます。
権限
sp_browsesnapshotfolder を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。