Analysis Services インスタンスとのクライアント通信のセキュリティ保護

クライアントと MicrosoftSQL ServerAnalysis Services のインスタンス間の通信ストリームはセキュリティで保護する必要があります。セットアップ プロセス時に、この通信ストリームを制御する既定のセキュリティ設定が構成されます。これらの設定は、Analysis Services のインスタンスの msmdsrv.ini 構成ファイルで指定され、SQL Server Management Studio の Analysis Services インスタンスのプロパティとして公開されます (msmdsrv.ini 構成ファイルは Bin フォルダにあります)。

既定のセキュリティ設定では、クライアントと Analysis Services のインスタンス間の通信の最大限のセキュリティの確保を試みます。しかし、それらの既定セキュリティ設定は、データの機密性や、データをアクセスするネットワークのセキュリティなどによって、必要な場合も必要でない場合もあります。

次の各トピックでは、これらの各既定セキュリティ設定と、必要に応じてそれらを変更する方法について説明します。