マスタ サーバーを作成する方法 (SQL Server Management Studio)
このトピックでは、マスタ サーバー ウィザードを使用してマスタ サーバーを作成する方法について説明します。
マスタ サーバーを作成するには
オブジェクト エクスプローラで、MicrosoftSQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。
[SQL Server エージェント] を右クリックし、[マルチサーバーの管理] をポイントして、[マスタ サーバーに設定] をクリックします。マスタ サーバー ウィザードを使用してマスタ サーバーを作成し、対象サーバーを追加します。
セキュリティ
プロキシに関連付けられているステップを持つ分散ジョブは、対象サーバーのプロキシ アカウントのコンテキストで実行されます。次の条件を満たしていることを確認してください。満たしていないと、プロキシに関連付けられているジョブ ステップがマスタ サーバーから対象サーバーにダウンロードされません。
マスタ サーバー レジストリのサブキー \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<instance_name>\SQL Server Agent\AllowDownloadedJobsToMatchProxyName (REG_DWORD) が 1 (True) に設定されていること。既定では、この値は 0 (false) に設定されます。
ジョブ ステップを実行するマスタ サーバー プロキシ アカウントと同じ名前を持つ対象サーバーにプロキシ アカウントが存在すること。
プロキシ アカウントを使用するジョブ ステップをマスタ サーバーから対象サーバーへダウンロードする際、それらのジョブ ステップにエラーが発生した場合は、msdb データベースの sysdownloadlist テーブルにある error_message 列に次のエラー メッセージが出力されます。
"ジョブ ステップではプロキシ アカウントが必要ですが、対象サーバーで一致するプロキシが無効です。"
このエラーを解決するには、AllowDownloadedJobsToMatchProxyName レジストリ サブキーを 1 に設定します。
"プロキシ アカウントが見つかりませんでした。"
このエラーを解決するには、対象サーバー上にプロキシ アカウントが存在し、ジョブ ステップを実行するマスタ サーバー プロキシ アカウントと同じ名前が付けられているかどうかを確認します。