cursor threshold オプションを構成する方法 (SQL Server Management Studio)
cursor threshold オプションは、カーソル キーセットが非同期に生成される際の基準となる、カーソル セットの行数を指定する場合に使用します。カーソルが結果セットのキーセットを生成するとき、その結果セットに返される行数をクエリ オプティマイザが予測します。クエリ オプティマイザによって、返される行数がこのしきい値を超えていると予測された場合、カーソルが非同期に生成されます。これにより、カーソルの作成が続行されている間に、ユーザーはカーソルから行をフェッチできます。返される行数がこのしきい値以下と予測された場合、カーソルは同期をとって生成され、すべての行が返されるまでクエリが待機します。
cursor threshold オプションを設定するには
オブジェクト エクスプローラでサーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[詳細設定] ノードをクリックします。
[その他] の [カーソルのしきい値] オプションを目的の値に変更します。
cursor threshold オプションは、カーソル キーセットが非同期に生成される際の基準となる、カーソル セットの行数を指定する場合に使用します。cursor threshold を -1 に設定すると、すべてのキーセットが同期をとって生成されます。これはカーソル セットが小さい場合に役立ちます。cursor threshold を 0 に設定すると、すべてのカーソル キーセットが非同期に生成されます。