次の方法で共有


sp_update_proxy (Transact-SQL)

既存のプロキシのプロパティを変更します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_update_proxy 
    [ @proxy_id = ] id,
    [ @proxy_name = ] 'proxy_name',
    [ @credential_name = ] 'credential_name' ,
    [ @credential_id = ] credential_id ,
    [ @new_name = ] 'new_name' ,
    [ @enabled = ] is_enabled ,
    [ @description = ] 'description'

引数

  • [ @proxy_id= ] id
    変更するプロキシのプロキシ識別番号を指定します。proxy_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。

  • [ @proxy_name= ] 'proxy_name'
    変更するプロキシの名前を指定します。proxy_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

  • [ @credential_name = ] 'credential_name'
    プロキシの新しい資格情報の名前を指定します。credential_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。credential_name または credential_id のいずれかを指定できます。

  • [ @credential_id = ] credential_id
    プロキシの新しい資格情報の識別番号を指定します。credential_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。credential_name または credential_id のいずれかを指定できます。

  • [ @new_name= ] 'new_name'
    プロキシの新しい名前を指定します。new_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。指定した場合は、このプロシージャによってプロキシの名前が new_name に変更されます。この引数が NULL の場合、プロキシの名前は変更されません。

  • [ @enabled = ] is_enabled
    プロキシが有効かどうかを指定します。is_enabled のデータ型は tinyint で、既定値は NULL です。is_enabled が 0 の場合、プロキシは有効でなく、ジョブ ステップで使用できません。この引数が NULL の場合、プロキシの状態は変更されません。

  • [ @description= ] 'description'
    プロキシの新しい説明を指定します。description のデータ型は nvarchar(512) で、既定値は NULL です。この引数が NULL の場合、プロキシの説明は変更されません。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

@proxy_name または @proxy_id のいずれかを指定する必要があります。両方の引数を指定する場合は、両方とも同じプロキシを参照する必要があります。異なるプロキシを参照する場合、ストアド プロシージャは失敗します。

プロキシの資格情報を変更するには、@credential_name または @credential_id を指定する必要があります。両方の引数を指定する場合は、両方とも同じ資格情報を参照する必要があります。異なる資格情報を参照する場合、ストアド プロシージャは失敗します。

このプロシージャでプロキシが変更されますが、プロキシへのアクセスは変更されません。プロキシへのアクセスを変更するには、sp_grant_login_to_proxy および sp_revoke_login_from_proxy を使用します。

権限

このプロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定セキュリティ ロールのメンバだけです。

次の例では、プロキシ Catalog application proxy の enabled の値を 0 に設定します。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_update_proxy
    @proxy_name = 'Catalog application proxy',
    @enabled = 0;
GO