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EnumString データ型 (XMLA)

特定の列挙子に対する名前付き定数のセットを表す派生データ型を定義します。

構文

<EnumString>...</EnumString>

データ型の特性

特性

説明

基本データ型

string

派生データ型

なし

データ型の関係

関係

要素

親要素

なし

子要素

なし

派生要素

なし

説明

XML for Analysis (XMLA) では、検証可能な設定値のセットに関して文字列値を制限するために列挙を使用します。EnumString は標準 XML string データ型を使用します。それぞれの名前付き定数の具体的な値は、列挙子定義によって指定されます。列挙子を定義するには、DISCOVER_ENUMERATORS スキーマ行セットに列挙子を追加します。Discover メソッドで DISCOVER_ENUMERATORS データ型を使用することにより、列挙子を取得できます。

次の表は、MicrosoftSQL ServerAnalysis Services インスタンスによってサポートされる列挙子を示しています。

列挙子

説明

ProviderType

DISCOVER_DATASOURCES スキーマ行セット内の ProviderType 列をサポートします。これは、Analysis Services インスタンスから返されるデータの種類を決定します。

さらに、この列挙は XMLA プロパティ ProviderType もサポートします。これは、Analysis Services インスタンスによってサポートされるプロバイダの種類を決定します。この列挙は DISCOVER_DATASOURCES スキーマ行セット内でも使用されます。

ProviderType の詳細については、「サポートされる XMLA プロパティ (XMLA)」を参照してください。

AuthenticationMode

DISCOVER_DATASOURCES スキーマ行セット内の AuthenticationMode 列をサポートします。これは、Analysis Services インスタンスへのアクセス時に渡される必要のあるセキュリティ資格情報を決定します。

PropertyAccessType

DISCOVER_PROPERTIES スキーマ行セット内の PropertyAccessType 列をサポートします。これは、XMLA プロパティで使用可能なアクセスの種類を決定します。

StateSupport

XMLA プロパティ StateSupport をサポートします。これは、Analysis Services インスタンスによってサポートされる状態保持のレベルを決定します。

StateSupport の詳細については、「サポートされる XMLA プロパティ (XMLA)」を参照してください。

StateActionVerb

SOAP ヘッダー内の XMLA によってサポートされ、セッションの開始、識別、および終了に使用される動詞の一覧を含みます。

セッションの詳細については、「接続およびセッションの管理 (XMLA)」を参照してください。

ResultsetFormat

XMLA プロパティ Format をサポートします。これは、root 要素内に返されるデータの種類を決定します。

Format の詳細については、「サポートされる XMLA プロパティ (XMLA)」を参照してください。

ResultsetAxisFormat

XMLA プロパティ AxisFormat をサポートします。これは、多次元データを含む root 要素内に返される軸情報の形式を決定します。

AxisFormat の詳細については、「サポートされる XMLA プロパティ (XMLA)」を参照してください。

ResultsetContents

XMLA プロパティ Content をサポートします。これは、root 要素内にメタデータまたはデータが返されるかどうかを決定します。

Content の詳細については、「サポートされる XMLA プロパティ (XMLA)」を参照してください。

MDXSupportLevel

XMLA プロパティ MDXSupport をサポートします。これは、Analysis Services インスタンス上で利用可能な多次元式 (MDX) サポートのレベルを示します。

MDXSupport の詳細については、「サポートされる XMLA プロパティ (XMLA)」を参照してください。

関連項目

その他の技術情報