sp_helpmergealternatepublisher (Transact-SQL)

マージ パブリケーションの代替パブリッシャとして有効なすべてのサーバーの一覧を返します。このストアド プロシージャは、サブスクライバ側でサブスクリプション データベースについて実行されます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helpmergealternatepublisher [ @publisher = ] 'publisher', [ @publisher_db = ] 'publisher_db', [ @publication = ] 'publication'

引数

• [ @publisher=] 'publisher'
  代替のパブリッシャの名前を指定します。publisher のデータ型は sysname で、既定値はありません。

• [ @publisher_db=] 'publisher_db'
  パブリケーション データベースの名前を指定します。publisher_db のデータ型は sysname で、既定値はありません。

• [ @publication=] 'publication'
  パブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。

結果セット

列名	データ型	説明
alternate_publisher	sysname	代替パブリッシャの名前。
alternate_publisher_db	sysname	パブリケーション データベースの名前。
alternate_publication	sysname	パブリケーションの名前。
alternate_distributor	sysname	ディストリビュータの名前。
friendly_name	nvarchar(255)	代替パブリッシャの説明。
enabled	bit	サーバーが代替パブリッシャかどうかを示します。1 は、パブリッシャが代替パブリッシャとして有効であることを示します。0 は、代替パブリッシャとして有効でないことを示します。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

sp_helpmergealternatepublisher は、マージ レプリケーションで使用します。

マージ セッションごとに、システムではパブリッシャとサブスクライバの両方に対し、代替パブリッシャの一覧を求めるクエリが実行されます。マージ処理では代替パブリッシャの一覧に対してエントリの追加や削除が行われ、サブスクライバとパブリッシャの両方に一致する代替パブリッシャの一覧が生成されます。

権限

sp_helpmergealternatepublisher を実行できるのは、パブリケーションのパブリケーション アクセス リストのメンバだけです。

関連項目

参照

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)