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sys.master_key_passwords (Transact-SQL)

sp_control_dbmasterkey_password ストアド プロシージャを使って追加された、データベース マスタ キー パスワードごとに 1 行のデータを返します。マスタ キーの保護に使用されるパスワードは、資格情報ストアに格納されています。資格情報名は、##DBMKEY_<database_family_guid>_<random_password_guid>## の形式で表されます。パスワードは、資格情報シークレットとして格納されています。sys.credentials には、sp_control_dbmasterkey_password を使って追加されたパスワードごとに 1 行のデータが格納されています。

このビュー内の各行には、データベースの credential_idfamily_guid が表示されます。データベースのマスタ キーは、その資格情報に関連付けられているパスワードで保護されています。credential_idsys.credentials を結合すると、create_date や資格情報名などの有用なフィールドが返されます。

列名

データ型

説明

credential_id

int

パスワードが属する資格情報の ID。この ID はサーバー インスタンス内で一意です。

family_guid

uniqueidentifier

作成時の元のデータベースの一意 ID。この GUID は、データベースが復元または添付されたり、データベース名が変更されたりしても変わりません。

サービス マスタ キーによる自動暗号化解除が失敗すると、SQL Server では family_guid を使用して、データベース マスタ キーの保護に使用されたパスワードが含まれる資格情報が識別されます。

権限

SQL Server 2005 以降のバージョンでは、カタログ ビューでのメタデータの表示が、ユーザーが所有しているかそのユーザーが権限を許可されている、セキュリティ保護可能なメタデータに制限されます。詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。