[バックアップ デバイス] ([全般] ページ)
[全般] ページを使用すると、論理バックアップ デバイスの全般プロパティを指定したり、表示したりできます。
SQL Server Management Studio を使用してバックアップ デバイスの内容を表示するには
オプション
[デバイス名]
既存の論理バックアップ デバイスの名前を表示するか、新しい論理バックアップ デバイスの名前を指定します。[テープ]
[テープ] の一覧からバックアップ先テープ デバイスを表示したり、選択したりします。このオプションは、MicrosoftSQL Server データベース エンジンのインスタンスが動作しているコンピュータにテープ ドライブが装着されている場合のみ使用できます。注意 リモート コンピュータのテープ バックアップ デバイスは、有効なバックアップ先ではありません。
[ファイル]
既存の論理バックアップ デバイスのバックアップ先ファイルを表示するか、新しい論理バックアップ デバイスのバックアップ先ファイルを指定します。既存の論理バックアップ デバイスを使用する場合、バックアップ ファイルのパスが表示されます。[ファイル] フィールドは編集できません。また、参照ボタンは使用できません。
新しい論理バックアップ デバイスでは、論理バックアップ デバイスを定義しているバックアップ ファイルのパスを設定する必要があります。このファイルは、まだ存在していなくてもかまいません。
ローカル バックアップ ファイルを指定するには、[ファイル] ボックスの右の参照ボタンをクリックできます。その後、[データベース ファイルの検索] ダイアログ ボックスを使用して、サーバー インスタンスを実行しているコンピュータの固定ドライブの任意の場所に移動できます。バックアップ ファイルが存在しない場合、ダイアログ ボックスの [ファイル名] に使用するファイル名を入力する必要があります。
[ファイル] を手動で編集して、既定のパス、ファイル名、および拡張子を上書きすることもできます。バックアップ先としてリモート ファイルを指定するには、完全修飾の汎用名前付け規則 (UNC) 名を入力してください。詳細については、「バックアップ デバイス」を参照してください。
重要 ネットワークを経由してデータをバックアップすると、ネットワーク エラーが発生する可能性があります。バックアップ終了後にバックアップ操作を確認することをお勧めします。詳細については、「バックアップの確認」を参照してください。
解説
単一または一連のバックアップ デバイス上にあるバックアップによって、1 つのメディア セットが構成されます。メディア セットとは、テープやディスク ファイルなどのバックアップ メディアに順番を付けてまとめたものです。バックアップ メディアには、1 回以上のバックアップ操作によって、固定型の複数のバックアップ デバイスを使用して書き込まれます。メディア セットの詳細については、「メディア セット、メディア ファミリ、およびバックアップ セット」を参照してください。
論理バックアップ デバイスに対応している物理バックアップ デバイスは、メディア セットの最初のバックアップを論理バックアップ デバイスに書き込むときに初期化されます。物理バックアップ デバイスが、まだ存在していないファイルの場合は、この時点で作成されます。