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データベースの削除

ユーザー定義データベースは、不要になったとき、または別のデータベースやサーバーに移動する場合に削除できます。データベースの削除とデータベースのドロップは同じ意味です。データベースを削除すると、ファイルとデータがサーバー上のディスクから削除されます。データベースを削除すると、完全に削除され、以前のバックアップを使用しない限り回復できません。システム データベースは削除できません。

データベースは状態に関係なく削除できます。データベースには、オフライン、読み取り専用、および問題ありという 3 つの状態があります。データベースの現在状態を表示するには、sys.databases カタログ ビューを使用します。

ファイル システムからファイルを削除せずに現在のサーバーからデータベースを削除するには、sp_detach_db を使用します。

データベースを削除すると master データベース内の情報が更新されるので、データベースを削除した後に master をバックアップする必要があります。master を復元すると、前回の master のバックアップ以降に削除した、存在しないデータベースへの参照が保持されたままになります。その結果、エラー メッセージが表示されることがあります。

必要条件

次の条件が満たされていれば、データベースを削除できます。

  • データベースがログ配布に関係している場合は、データベースを削除する前にログ配布を削除します。詳細については、「ログ配布の管理」を参照してください。

  • トランザクション レプリケーション用にパブリッシュされているデータベース、またはマージ レプリケーション用にパブリッシュ、またはサブスクライブされているデータベースを削除するには、最初にデータベースからレプリケーションを削除する必要があります。詳細については、「レプリケーションの削除」を参照してください。データベースが破損していて、最初にレプリケーションを削除できない場合でも、通常は、最初に ALTER DATABASE を使用してデータベースをオフラインに設定すれば、データベースを削除できます。

  • データベースに存在するすべてのデータベース スナップショットを最初に削除する必要があります。詳細については、「データベース スナップショット」を参照してください。

データベースを削除するには

データベースのバックアップを作成するには