sys.symmetric_keys (Transact-SQL)
CREATE SYMMETRIC KEY ステートメントを使用して作成した対称キーごとに 1 行のデータを返します。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
name |
sysname |
キーの名前。データベース内で一意です。 |
principal_id |
int |
キーを所有するデータベース プリンシパルの ID。 |
symmetric_key_id |
int |
キーの ID。データベース内で一意です。 |
key_length |
int |
キーの長さ (ビット単位)。 |
key_algorithm |
char(2) |
キーで使用されるアルゴリズム。 R2 = RC2 R4 = RC4 D = DES D3 = Triple DES DT = TRIPLE_DES_3KEY DX = DESX A1 = AES 128 A2 = AES 192 A3 = AES 256 NA = EKM キー |
algorithm_desc |
nvarchar(60) |
キーで使用されるアルゴリズムの説明。 RC2 RC4 DES Triple_DES TRIPLE_DES_3KEY DESX AES_128 AES_192 AES_256 NULL (拡張キー管理アルゴリズムのみ) |
create_date |
datetime |
キーが作成された日付。 |
modify_date |
datetime |
キーが変更された日付。 |
key_guid |
uniqueidentifier |
キーに関連付けられているグローバル一意識別子 (GUID)。保存されたキーに対しては、自動生成されます。一時キーの GUID は、ユーザー指定のパス フレーズから生成されます。 |
key_thumbprint |
sql_variant |
キーの SHA-1 ハッシュ。ハッシュはグローバルに一意です。拡張キー管理以外のキーの場合、この値は NULL になります。 |
provider_type |
nvarchar(120) |
暗号化サービス プロバイダの種類。 CRYPTOGRAPHIC PROVIDER = 拡張キー管理キー NULL = 拡張キー管理以外のキー |
cryptographic_provider_guid |
uniqueidentifier |
暗号化サービス プロバイダの GUID。拡張キー管理以外のキーの場合、この値は NULL になります。 |
cryptographic_provider_algid |
sql_variant |
暗号化サービス プロバイダのアルゴリズム ID。拡張キー管理以外のキーの場合、この値は NULL になります。 |
権限
SQL Server 2005 以降のバージョンでは、カタログ ビューでのメタデータの表示が、ユーザーが所有しているかそのユーザーが権限を許可されている、セキュリティ保護可能なメタデータに制限されます。詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。
説明
RC4 アルゴリズムは推奨されません。この機能は、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで削除されます。 新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。
DES アルゴリズムに関する説明 :
DESX は不適切な名前でした。ALGORITHM = DESX を使用して作成された対称キーでは、実際には 192 ビット キーを使用した TRIPLE DES 暗号が使用されます。DESX アルゴリズムは提供されません。この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。 新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。
ALGORITHM = TRIPLE_DES_3KEY を使用して作成された対称キーでは、192 ビット キーを使用した TRIPLE DES が使用されます。
ALGORITHM = TRIPLE_DES を使用して作成された対称キーでは、128 ビット キーを使用した TRIPLE DES が使用されます。