cursor (Transact-SQL)

カーソルへの参照を格納している変数やストアド プロシージャの OUTPUT パラメータを表すデータ型です。cursor型で作成された変数では、NULL 値が許容されます。

cursor 型の変数とパラメータを参照できる操作は次のとおりです。

  • DECLARE @local_variable ステートメントと SET @local_variable ステートメント

  • OPEN、FETCH、CLOSE、および DEALLOCATE の各カーソル ステートメント

  • ストアド プロシージャ出力パラメータ

  • CURSOR_STATUS 関数

  • sp_cursor_listsp_describe_cursorsp_describe_cursor_tables、および sp_describe_cursor_columns の各システム ストアド プロシージャ

    重要な注意事項重要

    CREATE TABLE ステートメント中の列に対して cursor型は使用できません。

    注意注意

    このバージョンの SQL Server では、sp_cursor_list および sp_describe_cursorcursor_name 出力列に、カーソル変数の名前が返されます。以前のリリースでは、この出力列に、システム生成の名前が返されていました。