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HTTP 名前空間の予約の削除

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。 新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。

HTTP 名前空間を削除するには、sp_delete_http_namespace_reservation ストアド プロシージャを使用します。

注意注意

カーネル モードの HTTP ドライバ (Http.sys) を使用して HTTP 名前空間を削除するには、SQL Server インスタンスがインストールされているコンピュータの Windows ローカル管理者特権が必要です。

sp_delete_http_namespace_reservation の使用

既存の HTTP 名前空間の予約は、次のように sp_delete_http_namespace_reservation ストアド プロシージャを使用して削除できます。

sp_delete_http_namespace_reservation N'namespace'

namespace は、次の形式である必要があります。

<scheme>://<hostpart>:<port>/<RelativeURI>
  • scheme
    HTTP プロトコル スキーマ (http または https) を指定します。

  • hostpart
    特定のホスト名 (SQL Server インスタンスの名前) または、プラス記号 (+) かアスタリスク (*) のいずれかのワイルドカード文字を指定します。

    プラス記号 (+) は <scheme> および <port> に指定されたコンピュータのすべてのホスト名に、予約操作が適用されることを示します。

    アスタリスク (*) は、他の sp_delete_http_namespace_reservation 操作の実行、アクティブなエンドポイント、または他のアプリケーションにより明示的に予約されていない限り、<scheme> および <port> に指定されたコンピュータの可能性のあるすべてのホスト名に、この予約操作が適用されることを示します。

  • port
    SQL Server ベースのアプリケーションが使用している TCP ポート番号です。

    注意注意

    これは、対応するエンドポイントの作成時に HTTP プロトコル設定で PORT 値として指定されているポート番号と一致する必要があります。

  • relativeURI
    相対パス URI (Uniform Resource Identifier) です。

    注意注意

    これは、対応するエンドポイントの作成時に HTTP プロトコル設定で PATH 値として指定されているポート番号と一致する必要があります。

注意注意

既存の名前空間の予約を削除できる権限を持っているのは、コンピュータの管理者のみです。

以下に、名前空間を削除する例を示します。

sp_delete_http_namespace_reservation N'http://MyServer:80/sql'
sp_delete_http_namespace_reservation N'https://adventure-works.com:443/sql'