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MasterKey クラス

MasterKey オブジェクトは、SQL Server データベース マスタ キーを表します。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Management.Smo
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.Smo (Microsoft.SqlServer.Smo.dll)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class MasterKey _
    Inherits SqlSmoObject _
    Implements IDroppable
'使用
Dim instance As MasterKey
public sealed class MasterKey : SqlSmoObject, 
    IDroppable
public ref class MasterKey sealed : public SqlSmoObject, 
    IDroppable
[<SealedAttribute>]
type MasterKey =  
    class
        inherit SqlSmoObject
        interface IDroppable
    end
public final class MasterKey extends SqlSmoObject implements IDroppable

説明

データベース マスタ キーは、データベースに格納されているキーと証明書の対称的な暗号化に使用します。データベース マスタ キーは、サービス マスタ キーまたはユーザー指定のパスワードを使用して暗号化できます。データベース マスタ キーの作成時に、そのマスタ キーの暗号化および暗号化解除に使用するパスワードを指定する必要があります。

データベースが SQL Server のインスタンスにアタッチされている場合、データベース管理者は、マスタ キーのパスワードを指定するか、サービス マスタ キーを使用した暗号化に使用できるマスタ キーの暗号化されていないコピーを作成する必要があります。

サービス マスタ キーは、暗号化階層の下位層の暗号化に使用される暗号化階層の最上位層です。サービス マスタ キーは Windows によって自動的に生成されます。サービス マスタ キーは、そのキーを作成した Windows サービス アカウント、またはサービス アカウント名とパスワードの両方を把握しているユーザーによってのみ開くことができます。

MasterKey オブジェクトのプロパティを取得するには、固定サーバー ロール public のメンバでもかまいません。

MasterKey オブジェクトのプロパティを設定するには、データベースの CONTROL 権限を持っているか、固定データベース ロール db_owner のメンバである必要があります。

マスタ キーを作成または削除するには、データベースの CONTROL 権限を持っているか、固定データベース ロール db_owner のメンバである必要があります。

マスタ キーを開いたり再生成したりするには、データベースの CONTROL 権限を持っているか、固定データベース ロール db_owner のメンバである必要があります。

サービス キー暗号化を追加または削除するには、データベースの CONTROL 権限を持っているか、固定データベース ロール db_owner のメンバである必要があります。

マスタ キーを削除するには、固定サーバー ロール public のメンバでもかまいません。

継承階層

System. . :: . .Object
  Microsoft.SqlServer.Management.Smo. . :: . .SmoObjectBase
    Microsoft.SqlServer.Management.Smo. . :: . .SqlSmoObject
      Microsoft.SqlServer.Management.Smo..::..MasterKey

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。