レッスン 7: 既定のフィールド書式の指定
レポート ビルダ ユーザーがレポートを作成しやすいように、レポート モデル内のフィールドを書式設定できます。ユーザーがレポートにフィールドを追加する際、フィールドの内容は既に書式設定されています。特に指定しない限り、数字には標準書式が使用されます。このレッスンでは、フィールドの内容が通貨値として表示されるよう、フィールドを書式設定します。
フィールドの既定の書式を指定するには
[Sum Total Due] フィールドが選択されていることを確認します。
[プロパティ] ウィンドウで、[書式] プロパティを探し、「C2」と入力します。
C2 は、Microsoft.NET Framework の有効な書式設定文字列です。この書式設定文字列を指定すると、各値は小数点以下 2 桁の通貨値として表示されます。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
これで、フィールドの内容が小数点以下 2 桁の通貨値として表示されるよう、フィールドを書式設定できました。
注意 .NET Framework の有効な書式設定文字列を使用して、書式をカスタマイズすることもできます。.NET Framework の有効な書式設定文字列の詳細については、www.msdn.microsoft.com の「標準の数値書式指定文字列」を参照してください。
次の手順
次のレッスンでは、既定の詳細属性として使用するフィールドを指定します。その後、モデルを再配置し、レポート モデルに対して行った変更内容をレポート ビルダで表示します。詳細については、「レッスン 8: 既定の詳細属性の指定」を参照してください。