SQL Server: Buffer Node オブジェクト
Buffer Node オブジェクトは、Buffer Manager オブジェクトで提供されるカウンタを補完するカウンタを提供します。このオブジェクトを使用すると、各 NUMA (non-uniform memory access) ノードに対する SQL Server のバッファ プール ページの配分を監視することができます。使用中の NUMA ノードごとに Buffer Node オブジェクトのインスタンスがあります。非 NUMA アーキテクチャでは、Buffer Node オブジェクトのインスタンスが 1 つあります。
次の表で、SQL Server の Buffer Node パフォーマンス オブジェクトについて説明します。
SQL Server の Buffer Node カウンタ |
説明 |
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Database pages |
データベースの内容が含まれたこのノード上のバッファ プール内のページの数。 |
Foreign pages |
別の NUMA ノードから割り当てたページの数。 |
Free pages |
このノードの空きページの総数。 |
Page life expectancy |
ページが参照されないままこのノードのバッファ プールに存在する秒数。 |
Stolen pages |
このノード上の、サーバーのさまざまな目的に使用されるページの数 (バッファ プールから失われたページ)。 |
Target pages |
このノード上のバッファ プール内の適切なページ数。 |
Total pages |
このノード上のバッファ プール内のコミットされたページの総数。 |
SQL Server が非 NUMA ハードウェアで動作している場合は、Buffer Node オブジェクトと Buffer Manager オブジェクトのカウンタは一致し、Foreign pages カウンタはゼロになります。
NUMA ハードウェアでは、すべての Buffer Nodes の各カウンタの合計は、対応する Buffer Manager のカウンタに一致します。
注意 |
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カウンタ値と合計が正確に一致しない場合があります。これは、カウンタが動的な性質を持っているためと、サンプリング精度によるものです。 |