次の方法で共有


定義済みデータセットとしてのレポート モデルの使用

Reporting Services には、Reporting Services レポート モデル データ ソースからデータを取得するためのデータ処理拡張機能が用意されています。このデータ処理拡張機能を使用すると、レポートに必要なレポート モデルのエンティティやフィールドをデータ ビューにドラッグすることによって、基になるデータ ソースからデータを取得するためのクエリを作成できます。

レポート サーバー モデルをデータ ソースとして使用する前に、モデルを作成してレポート サーバーに保存しておく必要があります。データ ビューに追加したエンティティおよびフィールドは、レポート データ ウィンドウのフィールドになります。デザイン ビューに切り替えると、他のレポート デザイナのレポートと同じように、レポートの内容を整理したり、書式を設定したりできます。たとえば、1 つのレポート内で異なるクエリを使用して、条件付き書式、複数のデータセット、複数のデータ領域を含むレポートを作成できます。

レポート デザイナでは、レポート モデルから新しいレポートを作成することも、レポート ビルダを使って作成された既存のレポートを編集し、ファイルとしてコンピュータに保存することもできます。このようなレポート ビルダのレポートをレポート サーバー プロジェクトに追加し、レポートに合わせてデータ ソースを再定義できます。モデルに基づいたレポート作成の詳細については、「データ ソースとしてレポート モデルを使用する方法」を参照してください。

注意注意

レポート デザイナでレポートに要素を追加しても、その要素はレポート ビルダでサポートされません。レポート ビルダでは、定義済みのテンプレートと、限られたデザイン要素が使用されます。レポート ビルダで作成したレポートを編集した後、引き続きレポート ビルダを使用する場合は、レポート デザイナで作成できるレポート要素の中には、レポート ビルダでサポートされないものがあることに注意してください。

レポート モデル クエリ デザイナへのアクセスを試みる前に、レポート モデルを正常に作成し、それをレポート サーバーに配置する必要があります。詳細については、「モデルの処理」を参照してください。レポート モデル クエリ デザイナの詳細については、「レポート モデル クエリ デザイナのユーザー インターフェイス」または「レポート モデル クエリ デザイナの操作」を参照してください。